障害予防特化型インソール確立に向けた高齢者における動作時の足部内関節間力解明
Project/Area Number |
20J14897
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Saitama Prefectural University |
Principal Investigator |
関口 優佳 埼玉県立大学, 埼玉県立大学大学院, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 足部 / キネマティクス / キネティクス / モーションキャプチャ |
Outline of Research at the Start |
足部障害は若年者から高齢者まで幅広い年齢層で問題となる障害である。足部反復して生じるメカニカルストレスが発症要因と考えられているが、動作中の足部の運動や力学的制御に関しては未解明なことが多い。申請者は、これまでに足部に大きな衝撃がかかるドロップジャンプ動作における足部運動学を明らかにし、足部アーチの運動が動作パフォーマンスに与える影響を示唆してきた。しかし足部運動の力学的制御に関しては未だ不明である。そこで、足部の運動力学データの算出に特化した足部モデルを作成し、足部の運動制御を力学的に解明することとした。本研究は足部障害の予防に向けた理学療法の基礎データを提供しうる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は, 足底腱膜を組み込んだ新たな足部モデルの構築と歩行動作における妥当性の検証, および構築した足部モデルを用いて,健常成人におけるドロップジャンプ動作の足部運動力学解析について行った. 従来の足部モデルは足部を単一セグメントとして扱うか, 多剛体としても力学的パラメータを扱うことは足部の複雑性や計測の難しさから困難であった. 足部を3つの剛体に分けるだけでなく, 力学的影響の大きい足底腱膜を組み込んだ新たなモデルを構築した.健常成人男性10名の歩行動作に適用することでその妥当性を検証した. 足底腱膜を足部モデルに組み込むことで, 足底腱膜が歩行蹴り出し時に中足趾節間関節と横足根関節の底屈モーメントにそれぞれ13-45%, 8-29%寄与することを推定することができた. 生体内で足底腱膜の力を直接測定することは困難であるため検証には限界があるが, 構築した足部モデルは, 動作中の足底腱膜と足部の機能を明らかにする有用なツールとなる可能性があることが示唆された. また構築した足部モデルをドロップジャンプ動作に適用すると, 女性では足部傷害/障害に関与しうる足部ダイナミクスを定量化することが可能となった. 具体的には, 女性では, 着地相後期に横足根関節の背屈角度が男性よりも有意に大きかった. また蹴り出し時ににおいて, 女性では横足根関節の正のパワーが男性よりも有意に増大し, 一方で男性では足関節の正のパワーが女性よりも有意に増大することがわかった. これらは, 女性の高い関節弛緩性が影響していると示唆された.
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)