Project/Area Number |
20J15104
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
山田 達人 明星大学, 人文学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 不登校 / 保護者 / アプリケーション / 行動療法 / 行動分析学 |
Outline of Research at the Start |
申請者は,不登校の子どもを持つ保護者を対象とした,携帯アプリケーション(以下,アプリ)の開発を行ってきた。このアプリは,(1)短編動画を用いた心理教育機能,(2)活動記録機能,(3)遠隔的相談機能,の3つを一元的に管理し,不登校の改善のみならず,保護者の精神的健康の向上にも着目したものである。特別研究員採用期間においては,これまでに開発したアプリの効果検討,および,追加のアセスメント機能の検討を行い,より効果的なアプリの開発を行っていく予定である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,不登校の子どもを持つ母親を遠隔的に支援するアプリケーションを開発し,その効果を明らかにすることであった。本アプリの特色は,(1)支援ビデオ教材を用いた心理教育機能,(2)活動記録機能,(3)遠隔的相談機能,の3つを一元的に管理する点である。これら機能を用いて,不登校の子どもを持つ母親が最も困難を抱える朝の時間帯にコミットすることを支援するものとなっている。2019年度は,アプリケーション(以下,試作アプリ)を開発し,2020年度と2021年度は,試作アプリ内に含まれる支援ビデオ教材の効果検討に取り組んだ。その結果,試作アプリ内に含まれる支援ビデオ教材は,不登校に対して概ね有効であることが示唆されたものの,一部の不登校にしか当てはまらないという課題も見受けられた。この課題に取り組むために,申請者は,改めて国内外で提出された 文献を整理し,支援ビデオ教材に登場させる臨床像の具体化を行った。その結果,保護者の影響(保護者の注目)を受けて登校を渋っている子どもを対象とした支援ビデオ教材の必要性が示唆された。すなわち,登校を渋っている小学生を持つ保護者が,どのような対応を講じれば,不登校を予防できるのかという観点に立った支援が必要であると考えられた。そこで,臨床心理士と公認心理師の資格を有する申請者と受入研究者により,新たな支援ビデオ教材を作成することとした。具体的には,子どもの登校しぶりの目的(機能)をアセスメントし,保護者が主体となって子どもの登校しぶりを減らし,登校行動を増やすためのビデオの台本を作成した。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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