Multilevel society in feral horse
Project/Area Number |
20J20702
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 45040:Ecology and environment-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
前田 玉青 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2022: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2021: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ドローン / 重層社会 / ウマ / 野生化ウマ / 集団行動 / 社会 / 動物行動 / 社会ネットワーク |
Outline of Research at the Start |
重層社会を作る野生ウマにおいて、群れ構造が出来上がるメカニズムを解明する。重層社会とは、安定なユニット群(最小単位の群れ)が集まってより高次の群れをつくる、入れ子構造になった社会のことである。動物社会の研究は、個体間関係を基準とする、社会の中でも最も低層の構造を対象とするものがほとんどであった。一方、特に社会性の高い動物では、群れ間関係も社会構造を規定する重要な要素であるが、多数の群れ間関係を考慮した研究は非常に少ない。本研究では、ドローンやGPSなどを用いて群れの位置を計測し、ユニット群間・群内の集結性の変化がどのようにして生じるのか調べ、その構造や機能について明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、DC期間中はじめて海外渡航が実現した。5-7月にかけて、ポルトガル・イタリアへフィールドワークを行い、野生化ウマの社会について調査をおこなった。イタリアの調査地へは初めての渡航であったが、ポルトガル個体群と社会性が似ており、ウマの重層社会が他の個体群でもみられることを確かめた。また、データ採集についても新たな方法を導入した。今まで、ドローンからの静止画のみでの観察を行なっていたが、本年度はビデオ撮影を加えることで、重層社会集団の集団行動についても解析可能となった。得られたビデオデータに対して、機械学習を用いた自動トラッキングを行い、ウマの動きを記録する手法を開発中である。 さらに、今まで取得した血縁度と2016-2022年の群れ構成、および2017-2019年の群れ同士の空間配置のデータから、ウマ社会と血縁関係の関連性について調べた。通常、重層社会においては血縁度と社会関係に強い相関関係が見られるが、ウマ社会についてはそれらの傾向が見られなかった。これは近縁種で似たような社会を形成するサバンナシマウマとも異なる傾向であり、その理由について、より多くのウマ科動物間での比較を通じて考察する必要があるだろう。本成果については、現在投稿準備中である。 また、本年度は博士後期課程最終年度であったため、2018年からの成果をまとめ、博士論文を提出した。無事受理され、博士号を取得した。また、研究成果発表については、査読論文1本、国際学会1件、国内学会1件、国内シンポジウム1件を行った。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(20 results)
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[Presentation] Drone observation reveals multilevel society in feral horses2022
Author(s)
Maeda, T., Sueur, C., Sosa, S., Ochi S, Ringhofer M, Hirata, S., & Yamamoto, S
Organizer
ISBE 2022
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