Project/Area Number |
20J20883
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 45030:Biodiversity and systematics-related
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
CHENG Zixin (2020-2021) 北海道大学, 農学院, 特別研究員(DC1)
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Research Fellow |
CHENG Zixin (2022) 北海道大学, 農学院, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | genitalia / μCT / homology / Psocoptera / muscles / gynosome / micro CT / muscle / female genitalia |
Outline of Research at the Start |
近年、雌雄で交尾器の挿入と被挿入の機能が逆転したチャタテムシ(トリカヘチャタテ)が発見された。このチャタテムシは、他の昆虫とは異なり、雌がペニス様の構造を有している一方、雄は雌に挿入する構造を一切持たない。交尾の際には、雌は雄の精液を受け取るために,雄の体内にペニスを挿入する。このような特徴を持つトリカエチャタテの交尾器の研究は,生殖器の進化を理解する上で重要な意義がある。本研究はμCTを用いてチャタテムシの雌雄交尾器各構造及び関連する筋肉を撮影し、3D構築を行う。トリカへチャタテを含む広範なチャタテムシの交尾器の総合的な機能を解明する。
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Outline of Annual Research Achievements |
【内容】(1)北海道に現地調査を行い、多種のチャタテムシのサンプルを採取した。採取したチャタテムシの飼育も同時に行い、メスとオスの交尾状態を観察し、交尾状態の雌雄交尾器標本を作った。(2)SPring-8で各種の標本のμCT画像を撮影した。(3)昨年度の雌ペニスの出す及び戻す機能と関連する二つの筋肉に関する論文を執筆し、投稿した(in press)。(4)トリカエチャタテ雌雄の非交尾状態の交尾器2種および交尾状態の1種を作成した。得られた3D 画像を前に作成した。交尾前後の3D画像を比較し、トリカエチャタテの交尾過程を復元し、雌雄交尾器の各構造と機能が推定された。それに基づいて、性別転換昆虫の性選択が議論された。以上の内容を基づいて、論文を執筆し、投稿した(投稿中)。(5)過去三年間の研究内容に基づいて、チャタテムシの雌交尾器を総合的に分析し、D論を完成した。 【意義 重要性】(1)形態機能と進化における、性別転換昆虫について詳細的に議論し,トリカエチャタテの理解を向上させた。(2)トリカエチャタテの進化は、性選択の研究において非常にユニークな例であり、生物交尾器の進化を議論するための強力なサポートを提供する。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)