重症熱性血小板減少症候群ウイルスに対する感染阻止モノクローナル抗体の探索
Project/Area Number |
20J22501
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 49060:Virology-related
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
三須 政康 奈良県立医科大学, 医学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | SFTS / モノクローナル抗体 / 治療 / 組換えウイルス |
Outline of Research at the Start |
LC16m8(m8)をベースとしたSFTSウイルス膜糖タンパク質(GP)を発現する組換えm8(m8-SFTSV_GP)をマウスに接種することでSFTSウイルスに対する中和抗体の誘導、ワクチン効果を確認している。本研究ではこれを用いてin vivoで治療効果をもつSFTSウイルスGPに対するモノクローナル抗体産生ハイブリドーマの樹立を目指す。また、中和活性評価、中和エピトープの決定を通じて、治療、さらには創薬への足がかりを築く。
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Outline of Annual Research Achievements |
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は治療法の確立が急務となっている疾患の1つである。本研究では、感染阻止モノクローナル抗体(mAb)産生ハイブリドーマの樹立および、mAbのエピトープ解析を行うことでワクチンによる感染阻止メカニズムの解明を目標としている。 研究計画に従い、得られた候補のスクリーニング、限界希釈によるモノクローナル細胞株の樹立と解析を行った。スクリーニングを3回繰り返したところ、最終的に13の候補が得られた。産生された抗体が認識する抗原を調べるためにm8-Nまたはm8-GPの組換えワクシニアウイルスを感染させたRK13細胞を用いてIFAを行った。その結果、Nに反応した候補が6つ、GPに反応した候補が4つ確認された。この10の候補に対して96ウェルプレートを用いた限界希釈を行い、ハイブリドーマのモノクローナル細胞株の樹立を行った。また、抗GP抗体の認識部位(Gn側又はGc側)を確認するためにGn及びGc発現プラスミドを作製し、293T細胞にトランスフェクションした。上述した4つのハイブリドーマ培養上清を用いてIFAを実施したところ抗Gn抗体産生ハイブリドーマを1クローン、抗Gc抗体産生ハイブリドーマを3クローン樹立した。より詳細な評価を行うために、ハイブリドーマ培養上清から抗体の抽出及び精製を今後引き続き行う予定である。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(13 results)