Project/Area Number |
20J23093
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 48010:Anatomy-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
方 凌艶 東京大学, 薬学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 神経幹細胞 / 微小環境 / 細胞外マトリクス / 未分化性 / 成体神経幹細胞 / 胎生期神経幹細胞 / 細胞外タンパク質 |
Outline of Research at the Start |
胎生期の神経幹細胞の中に成体神経幹細胞の「起源細胞」が存在することがわかっている。しかし、この「起源細胞」がどのようにして形成され、成体まで維持されるのかはほとんどわかっていない。本研究では、「細胞が如何にして自分の環境を制御するか」という観点からこれらの問いに迫る。これまでの研究結果から、起源細胞が細胞外タンパク質分解抑制因子を高発現すること、またこの因子が胎生期神経幹細胞の維持に貢献し得ることが示された。今後は、成体神経幹細胞までの長期維持におけるこの因子の寄与について検討する。さらに、この因子がどのようにして幹細胞を維持するのか、下流メカニズムの解明を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
胎生期の神経幹細胞の中に成体神経幹細胞の「起源細胞」が存在することがわかっている。しかし、この「起源細胞」がどのようにして形成され、成体まで維持されるのかはあまり明らかになっていない。本研究では、「細胞が如何にして自分の環境を制御するか」という観点からこれらの問いに答えることを目指した。
細胞外マトリクスは幹細胞を維持する微小環境として重要である。そこで細胞外マトリクスのリモデリングを制御する因子に着目した。遺伝子発現を調べたところ、起源細胞が他の胎生期神経幹細胞に比べてこの因子を高発現することがわかった。起源細胞の形成・維持の各段階におけるこの因子の寄与について検討した結果、この因子は起源細胞の形成には必須ではないが、成体までの維持には重要であることが示唆された。さらにこの因子が胎生期神経幹細胞の幹細胞性・未分化性維持に貢献し得ることを示した。幹細胞の維持に寄与するメカニズムを調べたところ、この因子はNotch経路を活性化させる可能性があることを明らかにした。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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