初期視覚野における行動目的依存的な神経細胞が担う認知機能の解明
Project/Area Number |
20J23228
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 46030:Function of nervous system-related
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
伊藤 慶 名古屋大学, 創薬科学研究科, 特別研究員(DC1)
|
Project Period (FY) |
2020-04-24 – 2023-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
|
Keywords | 神経科学 / カルシウムイメージング / 2光子顕微鏡 / ウイルスベクター / 神経回路 / 視覚 / 大脳皮質 / 行動生理 / サブネットワーク / 2光子光遺伝学 |
Outline of Research at the Start |
視覚を手がかりとした行動選択は幅広い動物種で見られる基本的な機能であるが, 脳のどこでどのように行われているのかは不明である. 本研究では, マウスの大脳皮質初期視覚野に存在する, 視覚刺激に対して行動選択課題遂行中にのみ応答する細胞群を対象とする. 視覚刺激を手がかりとする行動選択課題, 二光子カルシウムイメージングによる神経活動の取得, 二光子光遺伝学による1細胞レベルでの神経活動操作を組み合わせ, 行動選択課題中特異的に活動する細胞群の機能および神経回路を明らかにする.
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では, 大脳皮質に存在する行動目的依存的な神経細胞群の機能解析を目指し, マウスの大脳皮質に対して2光子 in vivo カルシウムイメージングを行った. さらに, ウイルスベクターおよび行動課題をイメージングと組み合わせることで, 特定の神経細胞の標識ならびに行動と対応付けた神経活動の解析を行った. 新たにウイルスベクターを作成し, 特定の神経細胞に対してカルシウムインジケーターを導入, 神経活動を記録することに成功した. また, 2光子顕微鏡を改造することで, 覚醒下のマウス脳の複数領域から同時に神経活動を記録することに成功した. 本研究は新型コロナウイルス感染症の影響に伴う採用期間の延長が適用されている. 採用延長期間中において, 光遺伝学を用いた摂動実験による神経活動と行動の因果性の検証および論文投稿を計画している.
|
Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(3 results)
Research Products
(1 results)