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ガラス工芸の新表現ー変色ー表現確立のための研究とオープンリソース化

Research Project

Project/Area Number 20K00207
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 01070:Theory of art practice-related
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

ジョン ヨンギョン  筑波大学, 芸術系, 准教授 (00760894)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2024: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Keywordsガラス造形作品 / 変色 / 色ガラス / ガラス工芸
Outline of Research at the Start

ガラス工芸界で使用する色ガラスは、組み合わせによって色の境目が黒く変化する化学反応を起こすことがある。それを変色と言うが、変色を起こす色ガラスの組み合わせは長年の経験が必要になる。変色が分かる色見本があれば教育機関やガラス工房、個人作家にとっては余計なプロセスを経ることなく制作に没頭できる。変色は黄色系ガラスと青・緑系ガラスで反応が起きるが、肉眼ではその組み合わせでも起きない場合がある。国内で広く利用される海外メーカーの色ガラスの変色色見本を制作することで、作品制作そのものに集中できる。変色の色見本はホームページを通して発表し、学会やガラス教育機関を通して情報公開をする。

Outline of Annual Research Achievements

2022年度にコロナ過の影響で予定していたメーカーのガラスの入荷待ちが続き、結果、購入できなかった。代替えのメーカーが見つかったため購入はしたが、ガラスの粒度が揃わず、実験を行うために粒度をパウダーに揃える必要があった。粒状のガラスをパウダー状に磨り潰すには電動ミルという機械を使用して色ごと磨り潰したため、2023年度は色ガラスをパウダー状に磨り潰す下準備で時間がかかってしまった。
変色の組み合わせに使用した色ガラスの数は、透明色のアンバー、黄色系ガラスを48色と不透明色青緑系ガラスを35色を購入して変色の組み合わせサンプルを作成した。アンバー黄色系ガラスと青緑系ガラスを透明色と不透明色に分けて電気炉で焼成を先に行い、それぞれ変色反応が起こった色ガラスを抽出して透明色と不透明色を合わせて電気炉で焼成を行った。その後、焼成環境によって変色が起こるのか比較をするため、酸素バーナーを用いた実験を行った酸素バーナーの実験では、電気炉焼成で反応が現れた色ガラスのみ対象とした。
2022年度まで国内外問わずコロナ過のため調査に行くことが難しかったが、2023年度は北海道の小樽へ行き、調査を行った。北一硝子や、大正ガラス館、小樽芸術村、似鳥美術館等観光客向けの商品から芸術作品まで色ガラスを使用した作品が多く、計画していた予定では見切ることができなかった。
2023年度は、色ガラスの粒度を揃えて焼成まで行ったため、次年度は実験結果を取りまとめて論文投稿を予定している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2022年度に少し遅れたことから2023年度のガラス粒度を揃えるための作業が発生したため遅れた。また、当初計画ではなかった学内業務が膨大に増えたことと、異動の準備や手続等を行ったことで遅れている。

Strategy for Future Research Activity

遅れながらも違う環境でのサンプル製作まで完了しているため、学会への論文投稿準備を進めている。全体のまとめ報告は次年度に延長予定である。

Report

(4 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2023

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] ガラス造形における表現の可能性 ―ライヘンバッハ(Reichenbach) 社の色ガラスにおける変色組み合わせパターン研究―2023

    • Author(s)
      JEONG yeonkyung
    • Journal Title

      日本ガラス工芸学会誌『GLASS』67号

      Volume: 67号 Pages: 20-31

    • Related Report
      2022 Research-status Report
    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2024-12-25  

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