Project/Area Number |
20K00589
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02060:Linguistics-related
|
Research Institution | Chukyo University (2021-2022) Kansai Gaidai University (2020) |
Principal Investigator |
岡見 友里江 中京大学, 国際学部, 講師 (60823185)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
|
Keywords | 色彩語 / 形容詞 / スペイン語 / 名詞句 / 語順 / 日本語 / 対照研究 / カテゴリー化 / 名詞句内修飾 |
Outline of Research at the Start |
この研究では色を表す概念が日本語・英語・スペイン語においてどのように言語化、カテゴリー化されるのかについてまず検討していく。具体的には、これらの言語において色彩語が名詞句内で主名詞を修飾する際、どのような統語構造を持ち、どのようなメカニズムで意味解釈が決定されるのかをまず明らかにする。その後、これらの三つの言語での名詞句内修飾が違いにどのように異なり、どのような共通点があるのかを分析し、これらの色彩語の名詞句内修飾が、一般的な名詞句内修飾の解明においてどのような貢献ができるのかを提案していく。
|
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、9月6日から11日まで、エストニアのタリン大学で行われた、Progress in Color Studies (PICS2022、色彩語に関する国際学会)に参加し、最終日に "Color idioms and direct modification in Japanese"というタイトルで学会発表を行い、参加者の皆さんから様々なフィードバックをもらうことが出来た。これらの意見は今後の研究に生かしていきたい。またこの学会ではScientific Committeとして、応募論文の査読にも参加した。来年度以降のPICSでも引き続き、Scientific Committeeとして参加し、研究発表を行っていく予定である。 また、2021年に台湾の文藻外語大学における第一回スペイン語言語学における国際学会で発表した内容を "Los terminos de color en espanol y el orden de los adjetivos en el sintagma nominal"という論文にまとめた。少々遅れてはいるが、今年度中には出版される予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2022年度は、色彩語の国際学会であるPICSに参加し、色彩語研究の第一人者である研究者の方々、院生の方々から、私の発表についての貴重なフィードバックをたくさんいただいた。これらは今後の研究にとっても重要であり、次回のPICS2024(ポーランド、ブロツワフ大学似て開催決定)に向けて、すでに準備を始めている。また、台湾の文藻外語大学における第一回スペイン語言語学における国際学会での発表も、論文にまとめることが出来た。すでに採用は決定しているので、今年度の出版を待っている状態である。今年度も、研究で得られた知見を国内外の学会において研究発表し、色彩語の日英西の対照研究としての成果を発表していきたい。
|
Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、国内学会(日本イスパニヤ学会)や研究会(関西スペイン語学研究会、東京スペイン語学研究会)と国際学会での発表をそれぞれ予定しているので、それに向けての研究を引き続き行っていく。それぞれの学会での査読審査に通るよう、より完成されたAbstractの作成をしていく。また、学会での発表内容を論文にまとめて、出版していくことを目指す。PICSでいつも交流している研究者の方との共同研究の予定もあるので、それに関しても日本、スペイン、イタリア、エストニアの研究者たちと合同で研究をしていき、その成果を国際学会で発信していく予定である。
|
Report
(3 results)
Research Products
(6 results)