スペイン語短期留学の効果の測定と事前事後講義用教材開発
Project/Area Number |
20K00790
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
平井 素子 立命館大学, 経営学部, 准教授 (20723547)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
PEREZ.R Andres 同志社大学, グローバル地域文化学部, 助教 (20803117)
寺尾 美登里 立命館大学, 政策科学部, 授業担当講師 (80751411)
横山 友里 中京大学, グローバル教育センター, 外国語嘱託講師 (80778944)
小橋 さおり 順天堂大学, 国際教養学部, 助教 (40831772)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | スペイン語 / 教材開発 / 短期留学 / 事前研修 / 留学効果 / 異文化コミュニケーション / 動機付け / BEVI / 葛藤 / オンライン留学 |
Outline of Research at the Start |
本研究は以下の2つの課題に取り組むことを目的とする。一つ目はスペイン語短期留学の事前事後研修の教材を開発すること、二つ目は留学の効果を言語、情意面から測定し、教材開発に活かすことである。教材開発は、①コミュニケーション上の問題解決、②会話のシミュレーション、③モチベーションを維持、向上させる方略を取り入れるという3つのフェーズ構成で行い、主に「やりとり」の技能を習得し向上させる教材を開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、短期留学プログラムの教育効果を向上させるための【1】事前事後研修の教材開発および【2】留学効果の測定である。教材開発は、【1】①コミュニケーション上の問題解決、【1】②会話のシミュレーションと【1】③モチベーションを向上させる方略を取り入れるという3つのフェーズ構成で行う。効果の測定は、【2】①DELE(スペイン教育・職業訓練省が発効するスペイン語検定試験)を用いて言語面を、【2】②L2 Motivational SelfSystemを基にした質問紙を使い情意面を【2】③BEVI(The Beliefs, Events, and Values Inventory)で異文化理解力等を測定する。
今年度、教材開発に関しては、事前研修でこれまで開発した教材を試用した。特に、ホストファミリーと現地で会う人とのコミュニケーション内で行う「褒める」行為と「褒めへ言葉に返答する」行為の練習を新たに導入した。この新教材の一部はAlvarez Garcia E. y Villayandre Llamazares M. (eds.), Creatividad, innovacion y diversidad en la ensenanza del espanol como LE/L2, Servicio de publicaciones, Universidad de Leonに掲載されている。また、今年度は教材開発のため現地調査に赴き、新たな動画を撮ることができ、新教材の作成(【1】①と②)も進めている。
留学効果の測定に関しては、22年度ようやく現地派遣型の短期留学が再開し、上述の通りの方法で収集したデータの分析を進めた。加えて、21年度にメキシコカルメン自治大学の協力を得て実施したスペイン語短期オンライン留学と22年度現地派遣型の留学の効果に対する比較分析を進め、その結果を国際学会ASELE(外国人のためのスペイン語教育学会)やイスパニヤ学会学会で発表し論文としてまとめた(【2】)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度から二年続けて新型コロナウイルス感染拡大の影響により、短期留学の派遣自体が中止となり、本調査と現地調査が実施できなかったため。2021年度からオンライン短期留学も調査対象とし、効果の測定を開始した。2022年度ようやく現地派遣型の短期留学が再開し2023年2月~3月にかけて本調査を実施することができ、23年度はオンライン短期留学と現地派遣型の短期留学の効果の比較分析を進めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度からスタートした本研究は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初の計画の大幅な変更を余儀なくされた。具体的には、二年続けて短期留学の派遣自体が中止となり、本調査と現地調査が実施不可能となったため、教材開発を前倒しして進め、2021年度からはオンライン留学も調査対象とした。2021年度はメキシコカルメン自治大学の協力を得て、オンラインスペイン語短期留学を開発、試行し(2022年2月~3月)、その効果の測定を行った。並行して、スペイン語短期留学事前研修用の教材開発を進めた。2022年度前半は、オンラインスペイン語短期留学の効果の測定のため収集したデータを分析しその結果を発表し論文にまとめた。2022年度後半は現地派遣型短期留学の再開が決まり、本調査を実施することができた(2023年2月~3月)。またその事前研修でこれまで作成した教材を試用することができた。2023年度は、オンライン留学と現地派遣型の短期留学の比較分析を進めその結果を学会等で発表し論文にまとめることができた。教材開発のための現地調査も実施することができ、2024年度はこれらを事前研修で使えるよう教材開発を進めつつ、完成しているものから、オンラインプラットフォーム(https://gemdele.com/)で一般公開していきつつ、これまでの研究データの集約と分析を掘り下げ、研究成果を学会で発表し論文にまとめる。
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Report
(4 results)
Research Products
(25 results)