SLA of English Phrasal Verbs by Learners whose L1 is without Adverbial Particles
Project/Area Number |
20K00791
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
奉 鉉京 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (50434593)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 第二言語習得 / 英語副詞辞 / ドイツ語接辞 / 前置詞 / 文法化 / 英語句動詞 / Parameterization / Lemmatic Properties / 擬似機能範疇 / Adverbial Particles / Clictics and Particles / 副詞辞 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は日本語・韓国語・中国語・独逸語を母語とする話者による英語句動詞類の第二言語習得実験研究を行い、習得難易度と中間言語などを特定し、母語の影響及び学習可能性・教育効果などを検証することである。そのために、動詞(verb)と副詞辞(adverbial particle)でなる英語句動詞の意味的・統語的特性の考察を行い、その分類と分布図を完成させる。同時に、副詞辞を選択しない言語(日・韓・中・独)の日本語と韓国語の複合動詞や後置助詞、中国語の複合動詞と前置詞(介詞)、独逸語の接頭辞と前置詞などの対照理論研究を行いながら、日・韓・中・独における英語第二言語習得実験研究を実施する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は日本語・韓国語・中国語・独逸語を母語とする話者による英語句動詞類の第二言語習得実験研究を行い、習得難易度と中間言語などを特定し、母語の影響及び学習可能性・教育効果などを検証することである。そのために、本年度は、理論研究としては「副詞辞を選択する」言語である英語と「副詞辞を選択しない」ドイツ語の比較対照研究を行なった。特に、ドイツ語の「前置詞と接辞」のSyntactic Properties(統語的特性)と意味的・統語的特性(Lemmatic Properties: ±Directional, ±Physical, ±Dimension, ±Aspectual)を分析し、ドイツ語母語話者を対象に文法性などを検証した。さらに、英語の副詞辞は文法化という歴史的プロセスを経ていると主張する:言わば、副詞(adverbs)→(または)前置詞(preposition)→副詞辞(adverbial Particles)→接辞(affix)への文法化(Grammaticalization)の過程を提案し、検証している。特定の文脈において、英語の前置詞は独立した単語の特性を失い、形態学的接辞の性質を獲得する。この歴史的語彙変化プロセスの中間段階であるのが副詞辞であるとして説明できることを検証している。言い換えれば、英語の副詞辞は前置詞のような性質と接辞(affix)の性質の様々な組み合わせを示し、非常に異質なクラス(範疇:category)に分類されるべきであることを主張し、検証している。ドイツ語の前置詞と接辞の分析も類似する方法で、文法化の中間段階である「副詞辞」の選択せず、「前置詞」または「接語 clitics」などが文法化の過程を経ていることを主張し、検証している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の影響で中国と韓国における実験研究の実施が遅れているが、本年度の研究は予定通り、ドイツにおけるドイツ語母語話者を対照に文法生の検証などを概ね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍の影響で中国と韓国における実験研究の実施が遅れているが、実験研究の実施方法及び時期を調整しながら、全体的な研究の期間を考慮し、次年度(令和6年度)は韓国における実験研究実施を予定している。さらに、再来年度(令和7年)にできるかぎり、中国における実験研究の実施する予定である。さらに、中国語母語話者に場合、中国における、対面実験研究は厳しく、さらに、中国への渡航が厳しくなっているので、来年度(令和6年)からは、台湾における研究者の協力を模索し、実験研究を計画している、さらに、日本にいる中国語母語話者を対照に実験研究を行うことをも計画している。
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Report
(4 results)
Research Products
(10 results)