Project/Area Number |
20K00874
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
大和田 和治 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (00288036)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
筒井 英一郎 北九州市立大学, 基盤教育センター, 准教授 (20386733)
上田 倫史 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (30343627)
竹田 里香 立命館大学, 言語教育センター, 嘱託講師 (60815728)
渡辺 彰子 立命館大学, 言語教育センター, 嘱託講師 (70579466)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 英語の自他動詞 / アニメーション教材 / 教材作成 / アニメーション動画 / 学習文法 / 自他動詞 / 自・他動詞 / 日英対照 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、(1)日英の自・他動詞を対応させた包括的なリストを作成すること、(2)学習者コーパス・容認性判断テストにより日本人英語学習者の自・他動詞の習得状況を把握するためのデータベースを作成すること、そして(3)中高生・大学生が1つの動詞につき、2つ以上からなるアニメーションによるコンテクストと自・他動詞構文を有機的に結びつけながら効果的に学習できるアニメーション動画教材を開発し、動詞の習得を促すこと、である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、日本人英語学習者の英語の自他動詞の習得状況を踏まえたうえで、非対格動詞(open, close, drop, fallなど)が使われるべきコンテクストを明確に示したアニメーション動画を教材化し、開発することである。本年度は、第一に、昨年度に引き続き、第二言語習得における動詞の習得、特に非対格動詞の習得に関する文献調査を行った。その結果、先行研究では文法判断性テストや学習者コーパスを利用した研究が主であり、イラストやアニメーション動画を扱った研究はあまり存在しなかった。一方、言語学分野については、日本語及び英語における自他動詞に関する文献調査を行った。本研究が対象とする日本人英語学習者の母語である日本語の自他動詞の影響を考えるうえで、他動性について考慮することが重要であると考えた。第二に、昨年度に作成した各種の動作を表現したアニメーション動画教材を使ったテストを実験参加者に実施した。このテストは、アニメーション動画を見たうえで適切な動詞の形を選ばせる選択式の問題であった。第三に、動画教材のユーザビリティを調べるために、実験参加者に教材を体験してもらい、その直後に選択式及び自由記述のアンケート調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度は、実験のためのアニメーション動画教材を作成するのに予定より時間がかかってしまった。また、予備実験はできたものの、予定どおりに本実験ができなかったため、期間の延長を申請し、次年度まで延長せざるを得なかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の前半は、昨年度に実施できなかった実験参加者のデータ分析を行い、統計処理を行う。また、昨年度は実験参加者にアニメーション動画教材を使用してもらい、その感想を自由記述で書いてもらったので、これを基にテキスト分析を行い、教材の改良点を探る。以上を踏まえ,今年度後半に,アニメーション動画教材を改良するとともに、実験計画を練り直し,再実験を行う。最後に、本研究全体の総括を行う。
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