Project/Area Number |
20K02254
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
大塩 まゆみ 龍谷大学, 社会学部, 教授 (90269738)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 家計簿 / 家計管理 / 老後生活 / 防貧 / 家計 / ライフプラン / 生活 / マネープラン / 長寿社会 / 貧困防止 / 老後不安 |
Outline of Research at the Start |
過去10年間の家計相談事例及び家計簿を分析し、老後不安について、また老後の備えとしての資産形成についての傾向を調べる。また年代別の支出項目の傾向を分析し、赤字世帯の収支の特徴、要因を明らかにし、どのようにしたら貧困化しない家計管理ができるかを明らかにし、家計簿記入や家計管理支援の必要性を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
老後生活と家計簿についてのアンケート調査を、京都リビング新聞社に委託し実施した。 集計結果を4月末に受け取ったので、これから点検し分析する予定である。長寿社会において老後に貧困化しないための対策の一つとして、家計管理をすることが考えられる。そこで、アンケート調査を実施することにした。リビング京都新聞は、京都府と滋賀県の一部地域に無料配布される生活情報紙である。このフリーペーパーは、「かけいぼ診断」を長年掲載しており、具体的な家計簿とファイナンシャルプランナーのアドバイスが掲載されている。これについては、すでに過去10年間の約400ケースを集計分析した。そこで、今回は、このリビング京都新聞のweb版の会員登録をしている読者を対象に2022年2月に「生活と家計についての意識調査」を実施した。このアンケートでは、現在の生活への満足度・心配事、老後の不安を感じているか、それに対して何か準備しているか、年金額を把握しているか、将来のライフプラン・マネープランをたてているか、家計簿をつけているか、どのような方法で家計簿をつけているか等について質問した。 研究目的は、家計管理の現状を把握すること、および老後の貧困予防の方法について探ることである。今回、京都府内という限定的な地域ではあるが、1900人ほどの回答を得ることができ、家計についての意識調査ができた。クロス集計をしグラフ化する作業などがあるので、それらをすませてから、具体的なことは、今後、論文として報告する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
京都リビング新聞社のご協力により、順調に進行しています。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、アンケート調査を分析し、報告のための論文を執筆し、学内紀要に投稿予定。
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