Project/Area Number |
20K02257
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
|
Research Institution | Kansai University of Nursing and Health |
Principal Investigator |
前田 則子 関西看護医療大学, 看護学部, 講師 (80513184)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久松 美佐子 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (10512600)
西村 由実子 (橋本由実子) 関西看護医療大学, 看護学部, 准教授 (90548562)
古川 秀敏 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10316177)
森花 美和子 関西看護医療大学, 看護学部, 助手 (40769923)
丹羽 さよ子 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (00197550)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2020)
|
Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
|
Keywords | チームケア / 外国人介護職 / 介護実践力 / 高齢者福祉施設 |
Outline of Research at the Start |
2018年の入管法改正に伴い、高齢者福祉施設の従事者は、これまでより一層多様な職員で構成されることが見込まれる。このような状況のなかでもケアの質を落とさないための方策を検討することが課題である。本研究の概要は、高齢者福祉施設における外国人介護職の介護実践力を支えるチームケアに焦点をあて、ケア行動を振り返り、改善するためのツールとして活用できるチームケア尺度を開発し、その有用性を検討することにある。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、高齢者福祉施設における外国人介護職の介護実践力を支えるチームケアに焦点をあて、ケアの質の向上を図るためのツールとして活用できるチームケア尺度を開発し、その有用性を検討することである。2018年12月出入国管理及び難民認定法が改正、2019年4月より施行され、新たな外国人材受入れのための在留資格の創設がなされた。これに伴い、介護分野では、外国人介護職の受け入れが拡大され、新たな介護人材育成とチームケアの構築が課題として挙げられる。 研究実施計画において1.理論的枠組みの構築、2.尺度の構成、3.測定用具の信頼性・妥当性検証の3段階の過程を計画している。2020年度、1.理論的枠組みの構築の第1段階として、国内外の文献から、外国人介護職をとりまくチームの機能の中心概念の整理を行った。その結果、外国人介護職をとりまくチームの機能を、「海外で長期的に働くことに対する外国人介護職の心理的技術的不安をサポートしながら、チームベースのケアを実践する役割機能およびケア実践の過程を促進する相互作用」と定義することができた。この定義に基づきながら、2021年度は、外国人介護職者へのインタビュー内容の質的帰納的研究の実施により、外国人介護職の実践力を支えるチームケア尺度の理論的枠組みを構築し、尺度項目を生成していく予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究実施計画において、2020年度は、高齢者福祉施設において、外国人介護職者へのインタビュー調査を計画していたが、新型コロナウイルス感染拡大により、調査を自粛せざるを得ない状況が続いており、インタビュー調査の実施に至らなかった。したがって、当初の予定の第1段階「理論的枠組みの構築」が達成できていない状況にある。
|
Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、高齢者福祉施設で計画しているインタビュー調査の開始時期が見込めない。今後は、収束状況を勘案しながら、調査規模・調査方法を見直し、尺度開発を進めていく。
|