学生の汎用的能力を養成する研修プログラムの構成要素に関する研究
Project/Area Number |
20K02518
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09010:Education-related
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
村田 晋也 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 講師 (10580475)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山内 一祥 佐賀大学, キャリアセンター, 准教授 (90626516)
岸岡 洋介 京都外国語大学, 外国語学部, 講師 (00773235)
仲道 雅輝 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (90625279)
秦 敬治 岡山理科大学, 教育推進機構, 教授 (50444732)
淺田 隼平 佐賀大学, 全学教育機構, 講師 (50925089)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
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Keywords | リーダーシップ / 学生の汎用的能力 / 学生の能力開発 / リーダーシップ開発 / 準正課教育 / リーダーシップに関するスキル・マインド |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、学生の汎用的能力(主にリーダーシップとそれに関連する知識・スキル・態度)の養成を狙いとした研修プログラムを大学等の高等教育機関が企画・運営するにあたり、どのような構成要素を組み入れることで研修の効果性を向上し得るかを考察することである。既に大学を卒業し実社会で働くOB・OGを対象とした調査や先行研究のレビュー等をもとに研究代表者・分担者らが大学間連携事業として実施する研修プログラムの構成要素に関する比較考量を行い、取り纏めた結果を公表する予定である。
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Outline of Annual Research Achievements |
学生の汎用的能力(中でもリーダーシップとそれに関連する知識・スキル・態度)の養成を目的とした研修プログラムを企画・運営するに当たり、研修の効果性向上に資する要素とは如何なるものであるかを考察するという本研究の目的を念頭に、全体計画に沿って以下の研究活動を行った。 研修プログラム受講者への調査:本研究が調査・分析対象とする2つのリーダーシップ・プログラム、すなわち「UNGL学生リーダーズ・サマースクール(2022年9月1-3日)」及び「UNGLリーダーシップ・チャレンジinサイパン(2023年3月5-10日)」の受講者・既受講者(卒業生)に対する量的・質的調査を実施。後述の通り、パンデミックの影響から質的調査については一部進捗に遅れが生じた。 調査結果の公開:調査活動から得られた知見を纏め、論文として投稿・公開した(「パンデミック下における大学間連携リーダーシップ・プログラムの企画と運営:「学生リーダーズ・サマースクール」に関する事例報告」『大学教育実践ジャーナル』愛媛大学教育・学生支援機構、第22号、103-110頁)。当該論文内では、研修プログラムを構成する要素として、①属性の異なるメンバーによるグループ構成、②インバスケット的な課題やミッション、③ピアで、また教職員や学生スタッフのサポートを得て行うリフレクションの3点に着目し、パンデミック前の通常実施時とコロナ禍でのオンライン実施、及び制約がある中での対面実施時との比較を通じて、それらが研修の効果性に及ぼす影響について整理を試みた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
これまでの新型コロナウイルス感染症の流行に起因する行動規制や、規制の変更・緩和等に伴ってニューノーマルへの対応に追われたこと、また参加予定だった学会・研究会の中止・延期等により、当初計画していた学生研修プログラムの受講経験がある卒業生を対象とした質的調査とその整理に一部遅れが生じている。そこで、研究代表者・研究分担者間で協議の上、研究活動の延長申請を行うこととした。これについては規定の手続きを経て許諾を得る事ができた為、当初計画に基づき、研究計画全体の目的達成へ向けて質的調査を継続するとともに、得られた成果を関連学会での報告や論文投稿等により公表していく。
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Strategy for Future Research Activity |
既述の通り生じている研究活動の一部遅れについて、2022年度の計画をスライドして実施し、最終年度であることを踏まえた調査・分析結果の取り纏めを行う。得られた知見について、大学間連携事業(西日本学生リーダーズ・スクール:UNGL)内で共有を図るとともに、学協会(四国地区大学教職員能力開発ネットワーク:SPOD、大学教育学会等)での報告、及び論文による研究成果公表を行う(『大学教育実践ジャーナル』等)。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)