Project/Area Number |
20K02631
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Naruto University of Education |
Principal Investigator |
塩路 晶子 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (70314888)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷村 千絵 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (40380133)
曽根 直人 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (70263879)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 増田建築の幼稚園 / デジタル・アーカイブ / 増田建築 / 保育環境 / デジタル化 / 思想 |
Outline of Research at the Start |
本研究においては、鳴門市の増田建築の幼稚園の保育実践に関する資料を中心に、デジタル・アーカイブを構築する方略を開発し、そのプロセスを通して、増田建築の幼稚園における保育環境や保育実践について検討することを目的とする。研究の目的を達成するためには、<鳴門市の増田建築幼稚園についての資料収集><デジタル・アーカイブの構築><増田建築幼稚園における保育環境や幼児教育実践についての検討・増田の思想検討><幼児教育についてのデジタル・アーカイブ汎用化> といった4つの柱で研究を順次行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、鳴門市の増田建築の幼稚園の保育実践に関する資料を中心に、デジタル・アーカイブを構築する方略を開発し、そのプロセスを通して、増田建築の幼稚園における保育環境と保育実践について検討することを目的としている。 4年目に当たる本年度は、増田建築の幼稚園の保育に関する資料整理及び、資料のデジタル化及び汎用化を視野に入れたデジタル・アーカイブの構築を行う計画であった。増田建築の幼稚園及び鳴門市内の廃園になった幼稚園の資料整理を進め、デジタル化(写真のスキャン、フィルムのデータ化、スライドのデータ化、VHSのMP4化)を行った。また、前年度から着手していた島田幼稚園のデータをアーカイブ化し、鳴門東幼稚園のデータも併せてアーカイブ化することができた。また、静止画やドローン撮影した動画をもとに、建物を3Dデータ化する作業にも着手した。 研究したことをまとめた論文が掲載された。塩路晶子(研究代表者)「増田友也建築の幼稚園における保育に関する検討(Ⅰ)―鳴門市瀬戸幼稚園に焦点をあてて―」『鳴門教育大学研究紀要』第39巻 pp.120-132(2024年3月) また、令和5年度電気・電子・情報関係学会四国支部連合大会において学会発表を行った。曽根直人(研究分担者)ほか「鳴門市立幼稚園の資料を保存するためのデジタル・アーカイブ 」(2023年9月・高松市)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナやインフルエンザの感染症対策及び幼稚園教員の多忙のため、また、増田建築の幼稚園に勤務経験のある教員がほとんど退職していて、連絡先が不明である。以上の理由からインタビューが計画通りに実施できていない。また、アーカイブのための建物の3Dデータ化にも時間がかかっている。
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Strategy for Future Research Activity |
インタビューの代替として今後は、教員が増田建築の幼稚園において勤務時に執筆した実践記録『研究所報』なども検討の対象として、保育実践の具体にせまりたい。また、アーカイブのための建物のデータの3D化や、デジタル化した後の資料原本の整理にも時間がかかっている。資料の保存も含めて検討して進めていく。
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