Development of and verification a goal-oriented ryouiku program for infants with developmental disabilities
Project/Area Number |
20K02710
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Fukushima Medical University (2021-2022) Tokyo University of Technology (2020) |
Principal Investigator |
楠本 泰士 福島県立医科大学, 保健科学部, 准教授 (60710465)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
友利 幸之介 東京工科大学, 医療保健学部, 准教授 (90381681)
高橋 恵里 東北福祉大学, 健康科学部, 助教 (00538176)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | KIDS / 子どもの強さと困難さアンケート / ゲーム / 注視 / Tobii Eye Tracker / センサー / 追視検査 / 総軌跡長 / 新版 STAI 状態-特性不安検査 / 目標設定 / MPOC / 特性不安 / 状態不安 / Shared decision making / 保護者 / 発達支援 / 発達遅滞児 / 乳幼児 / 発達障害 / 療育 / 目標 / ニーズ |
Outline of Research at the Start |
乳幼児期の発達障害児への療育効果はあると考えられているが、効果検証はほとんどされていない。また、成長に応じた保護者のニーズや療育目標が明確ではない。本研究では乳幼児期の発達障害児の「活動と参加」レベルの目標を目標設定アプリを用いて見える化し、目標指向型の運動・認知機能を向上するための療育プログラムの効果を検証することを目的とする。計画している具体的な研究項目は①乳幼児期の発達障害児における保護者のニーズや目標の特徴の解明、②運動発達や精神発達の遅れた乳幼児に対する目標志向型療育プログラムの開発、③開発した目標志向型療育プログラムの効果検証の3つである。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は「乳幼児発達スケール(KIDS)と子どもの強さと困難 さアンケート(SDQ)の関係性」として、KIDSとSDQの関連性を調査した。分析対象は16名の保護者とし、発達障害児や診断名のついていない軽度な発達遅滞児9名、その他の疾患児7名の2群に分類した.ダウン症児や脳性麻痺児では、軽度な発達遅滞児に比べ、多動性や注意の欠如による困難さを示していた。また、疾患に関わらず多動性や注意の欠如を抱える児では、運動や操作性、言語理解、対成人社会性の遅れに影響を及ぼす可能性が示唆された。 次に、「既存センサーや既存のゲーム機器を基にしたリハビリテーションのためのゲーム技術の検証」として、既存センサーや既存のゲーム機器を基にしたリハビリテーションのためのゲーム技術を検証した。パソコン画面を注視・眼球を動かすことで眼球運動を読み取り、ゲーム画面上の対象物を操作できるTobii Eye Tracker (Tobii社製)を用いて、株式会社デジリハが提供しているゲーム技術(ゲーム名:視線でバキュン!)を用いた。ゲームのスコア、クリアタイム、センサー情報として静止物への注視可能時間、追視可能時間、総軌跡長、軌道速度などを抽出した。健常な未就学児の測定を行った。対象者58名中、19名が追視検査にて上下左右、斜め方向のいずれかにおいて、制限が確認された。各測定値は、追視検査の制限の有無の2群間で比較し、追視制限有り群で、有意に男児が多く、プレイタイム、9つの的の合計失敗回数が多かった。児童の視機能の基準値や視線でのゲーム操作に取り組む際には、追視検査の制限の有無を考慮する必要がある。 最後に幼児の最終的な目標設定のために、「成人脳性麻痺患者における就労状況による理学 療法目標の特徴」として、18名を対象に分析した。「仕事・学習」の項目も就労状況に関係なく半数近くの対象者から抽出されていた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究は新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療、療育現場の自粛と活動制限により、対象者募集の協力施設が減った関係で、全研究の進捗が遅延している。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は「乳幼児期発達障害児における保護者のニーズや目標の特徴」として、施設に通園、通院、入所中の運動や認知機能の発達に遅れがある乳幼児の保護者30名を対象に、発達に遅れがある乳幼児の日常生活における目標設定をADOC-S を用いて3つの目標を抽出する。目標の達成状況をカナダ作業遂行測定(Canadian occupational performance measure;COPM)の満足度と遂行度(それぞれ1を全くできていない、10をとてもできる、満足しているとした10段階の評価)、新版 STAI 状態-特性不安検査や子どもの強さと困難さアンケート(Strength and Difficulties Questionnaire:SDQ)を保護者に対して調査する。 また、「既存センサーや既存のゲーム機器を基にしたリハビリテーションのための ゲーム技術の検証」として、Tobii Eye Tracker を用いたゲームのスコア、クリアタイム、センサー情報の健常な学童児と発達障害児の測定を行う。「既存センサーや既存のゲーム機器を基にしたリハビリテーションのためのゲーム技術の効果」として、発達障害児を対象に、Tobii Eye Tracker を用いたゲームを集中的に行い、効果判定を行う。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)