スクールリーダー教育におけるプログラム・スタンダード開発の理論的・実証的研究
Project/Area Number |
20K02737
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Fukuoka University of Education |
Principal Investigator |
大竹 晋吾 福岡教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (30380661)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高谷 哲也 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (00464595)
棚野 勝文 岐阜大学, 教育学研究科, 教授 (30774559)
福本 みちよ 東京学芸大学, 教育学研究科, 教授 (40387410)
大林 正史 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (40707220)
田中 真秀 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (50781530)
安藤 知子 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (70303196)
川上 泰彦 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (70436450)
諏訪 英広 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (80300440)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | スクールリーダー教育 / プログラム / スタンダード / 教職大学院 / プログラム開発 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,現在の教職大学院スクールリーダー教育のプログラム開発の現状と課題を学術的に検証し,新たなプログラム開発の理論構築及び理論に基づくプログラムの開発・試行・効果検証を通じて,スクールリーダー教育の展望を提示することである。 本研究は,教職大学院におけるスクールリーダー教育における「プログラム開発」の成果を検証するために,スクールリーダー教育の現状と課題を析出し(プログラム調査班),それらを基盤に新たな教職大学院のスクールリーダー教育プログラムのモデル事業の開発(修了生能力評価班)と成果検証を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は,研究代表者及び研究分担者で構成される複数の研究プロジェクトチームを編成し、現在の教職大学院スクールリーダー教育のプログラムの類型化の分析を行っている。これらを基盤に,学会のフォーラムにおいて、教職大学院スクールリーダー教育の類型化・アンケート調査結果,教育センターにおける管理職研修との比較分析,他分野(経営学・看護学等の専門職大学院)のリーダー教育プログラムとの比較分析を行い,制度的・社会的存在としてのリーダー人材育成を,現行の教職大学院スクールリーダー教育と比較し分析した。 2021年は定期的に教職大学院のスクールリーダー教育担当者(大学教員)とのネットワーク構築事業を展開した。15-20大学のスクールリーダー教育担当者が、スクールリーダー教育の講義・実習・課題演習について協議する機会となった。 これらの学習機会を通じて、一定の成果を提供することができた。まず、スクールリーダー教育に対する教職大学院のカリキュラムを理論化できる大学教員の存在である。スクールリーダー教育をカリキュラムに具現化するために、学校組織論、リーダーシップ論等の学術研究に依拠した概念をカリキュラムに具現化していかなければならないこと。講演では、カリキュラムの具現化に尽力する大学側教員の存在があった。単なる研究者の役割だけでなく、自らが明らかにしてきた学術研究の知見をカリキュラム開発へと展化することが、求められている。 次に、スクールリーダー教育の指導法及び指導能力についての能力開発の課題である。スクールリーダー教育を担当する大学教員として、講義・演習等で幅広い対象者の経歴・背景等を踏まえ、多様な学習形態・指導法について、実践的指導能力を高めていくことが求められている。この点で、講演の中でも、一つの講義・演習に対する事前準備、教材・教具の開発等について幅広く指導していただいた。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)