総合的な学習の時間の指導力向上及び実践研究力の育成に関する研究
Project/Area Number |
20K02816
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
宇佐見 香代 埼玉大学, 教育学部, 教授 (20294275)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 総合的な学習の時間 / 指導力向上 / カリキュラム・マネジメントの力量形成 / 令和の日本型学校教育 / 実践研究力 |
Outline of Research at the Start |
総合的な学習の時間の実践の先進校で展開されている指導法やカリキュラム開発・改善の過程の特質を踏まえて、充実した実践を創り出す教師の指導力・指導性、実践研究力の構造解明を行う。埼玉大学教育学部での関連する専門科目において、上記の検討で明らかになった知見を教材化・カリキュラム化して実施し、その評価・分析を行う。生活科及び総合的な学習の理念を実現する指導法の改善・カリキュラム開発を担う教師の力量形成に関する分析考察を行い、それに基づいた教員養成・教師教育の場における改善点の提示及び教員養成の在り方・実践研究力の育成に資する提言の構築を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、近年必修化され開講される教職科目のうち「総合的な学習の時間」に関する指導法の充実に資する内容を提言するために、この領域の学校現場での実践研究の成果やあり方に焦点化して調査研究を行うものである。さらに、本調査・分析の進展によって得られた「総合的な学習の時間」指導に関する知見を、大学での教員養成・教師教育の実践指導力及び実践研究力育成の成果を現場へ還元するプロセスも含めて検証することにした。 研究代表者が担当・実施している科目「総合的な学習の時間」の指導法および総合的な学習に関連する専門科目において、上記の検討で明らかになった知見を教材化・カリキュラム化して実施し、その評価・分析を行った。本年度は隔年で開講している学部専門科目「総合学習の原理と方法」や大学院科目「現代的・地域的教育課題の共同探求」を実施するなかで、受講生が地域「埼玉」をテーマにした総合の単元計画の作成を進めるなかで、本研究で蓄積した知見を受講生に示すことができた。 答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~」は、本研究申請時にはまだなかったものの、本研究においても総合的な学習の時間における授業改善の視点として取り入れることとした。研究計画で示した実践研究対象校の一つである奈良女子大学附属小学校は、大正期以来のわが国の総合的な学習の時間の源流である合科学習の実践と併せて、「令和の日本型学校教育」の理念につながる実践研究校として注目されている。本研究においても、この点を踏まえて研究を進めていくことにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染防止のための自粛から、今年度は計画していた学校園へのフィールドワークにでかけることを少しずつ再開したが、計画どおり実施できた訳ではない。また、研究代表者の授業実施については、まだ思うような実施ができずに研究の検証が不十分であった。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2~4年度の実施期間を1年延長し、計画していた大学での授業の実施と検証を充実させることとした。このことを通じて、令和5年度には、最終的なまとめを作成したい。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)