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米国の大学における新興専門職のキャリア・パスに関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 20K02948
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 09050:Tertiary education-related
Research InstitutionTamagawa University

Principal Investigator

小島 佐恵子  玉川大学, 学術研究所, 教授 (40434196)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2026-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Keywordsアメリカ / 大学 / 専門職員 / 米国 / 高等教育 / 職員 / キャリアパス / 専門職 / 新興専門職 / 大学教員 / 大学職員 / キャリア・パス / 学生支援職
Outline of Research at the Start

本研究の目的は、近年大学で増えている新興専門職のキャリア・パスを探ることである。新興専門職は養成課程も入職後のキャリアも多様であり、キャリア・パスを描くことが難しい。そこで本研究では日本に先駆けて新興専門職発展した米国の大学を対象に新興専門職への入職や地位達成の経路、離職者が増えるキャリアの分岐点についてウェブ調査を用いて尋ね、新興専門職のキャリア・パスを明らかにする。また許諾が得られた対象者に、これまでのキャリアの振り返りや分岐点での考えおよび今後の展望について面接調査で尋ね、新興専門職特有の課題を明らかにする。そして大学教員と新興専門職のキャリア形成の異同について検討する。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、近年大学で増えている「第三領域」の専門職(以下、 新興専門職)のキャリア・パスを探ることである。その際に教員や伝統的な専門職との働き方の違いや関係性についても比較検討することを視野に入れている。
今年度は、アメリカの大学における教員と専門職員の関係について、専門職員が教員からどのように認識されてるのかに着目し、アメリカ教育学会第35回大会にて発表をした。また、イギリスの例ではあるが、大学における新しい専門職のアイデンティティの模索の例を、学術研究所紀要第29号に資料としてまとめた。学会発表や資料をまとめるなかで、教員と専門職員の関係性は、部署また個人によってかなり異なることが予想された。また、論文や書籍上は伝統的な専門職も働き方の変化によっては新興専門職として認識され、これまでとは異なる役割を担っていくことが示唆されていた。こうした知見をふまえて訪問調査を計画し、最終的に中西部の3つのリベラルアーツ・カレッジで調査を行うことができた。今年度は学生支援および学生登録に関する専門職という比較的伝統的な専門職の方に働き方やキャリアパス、個人の認識(アイデンティティ)にかかわる部分について尋ねた。論文や書籍上で指摘されていた働き方の変化(新興専門職としてこれまでとは異なる働き方を求められる)というようなことは今回の事例では起きていなかった。新興専門職という枠組みではくくれないが、教学にかかわる分野と学生にかかわる分野での専門職員の認識の違いをある程度明確に見ることができたのではないかと考えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

産休・育休を経て、徐々に活動が再開できるようになったことと、コロナの影響も低下し、実地調査を行うことができたため。今年度は中西部(インディアナ州・オハイオ州)の3つのリベラル・アーツカレッジにおいて、専門職の働き方やキャリアパスについて調査を行うことができた。

Strategy for Future Research Activity

コロナ禍ではWeb調査を計画していたが、訪問調査も可能になってきたため、受け入れ先の許可が得られれば、引き続き訪問調査を計画する。前回の事例調査のまとめをしながら、次は別の専門職のキャリアパスや働き方、教員との関係性について、より詳細な情報を集める予定である。

Report

(4 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2024 2023

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] Search for the Identity of Professional Service Staff in Higher Education : A Case Study of Professional Program Manager2024

    • Author(s)
      小島 佐恵子
    • Journal Title

      玉川大学学術研究所紀要

      Volume: 29 Issue: 29 Pages: 13-20

    • DOI

      10.15045/0002000254

    • ISSN
      1341-8645
    • URL

      https://tamagawa.repo.nii.ac.jp/records/2000254

    • Year and Date
      2024-03-15
    • Related Report
      2023 Research-status Report
    • Peer Reviewed
  • [Presentation] アメリカの大学における専門職員は学内でどのように認識されているのか Student Affairsを中心に2023

    • Author(s)
      小島佐恵子
    • Organizer
      アメリカ教育学会第35回大会
    • Related Report
      2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2024-12-25  

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