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大学院生を対象にしたリーダーシップ教育の効果検証

Research Project

Project/Area Number 20K02963
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 09050:Tertiary education-related
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

上田 紀行  東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (40211768)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 林 直亨  早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80273720)
室田 真男  東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (30222342)
中野 民夫  東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (10631905)
岡田 佐織  東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (50833208)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywordsリーダーシップ教育 / 支援型リーダーシップ / 学修成果の可視化 / 楔型教養教育 / 高等教育 / リーダーシップ / グループワーク / 大学院生 / アクティブラーニング
Outline of Research at the Start

リーダーシップ教育の有効性を明確にするために,アクティブラーニングやグループワークを主体とした支援型リーダーシップを扱う大学院科目の効果を検証することを本研究の目的とする.
そこで,大学院修士課程学生を対象としたリーダーシップ教育科目(リーダーシップ教育,ピアレビュー実践,ファシリテーション)の履修前後における学習記録データ上で,特定のキーワードが出てくる頻度等を用いて,意識の変化を分析し,リーダーシップ観の質的変容を明らかにする.客観的評価指標として,質問紙調査を行う.
リーダーシップ教育プログラムの効果を検証し,リーダーシップ教育の開発に広く波及することが期待される.

Outline of Annual Research Achievements

東京工業大学では、大学院生に対して教養教育科目の履修を必修として課しており(修士課程3単位、博士課程2単位)、楔型教育としてその特色ある教育が注目されている。修士課程では、支援型リーダーシップを扱う科目を開講し、3割程度の学生がこの科目を履修している。
本研究では、支援型リーダーシップを扱う科目の効果を検証し、大学院でのリーダーシップ教育の効果を明らかにすることを目的としている。
令和2年度および3年度は、授業の開始時および終了時に質問紙調査を行い、効果検証のための尺度開発を行った(令和2年度は予備調査、令和3年度は項目改訂と本調査を実施)。質問紙調査から、リーダーシップのタイプとして「意見聴取型」「率先型」「支援型」「統率型」「マネジメント型」の5つの因子が抽出され、すべてのリーダーシップタイプにおいて授業前後でリーダーシップ行動が増加する傾向が見られた。
令和3年度末には、リーダーシップ育成科目の履修者と非履修者に対し、修士課程修了直前にインタビュー調査およびアンケート調査を行った。現時点におけるアンケート調査の粗集計では、チームワークに関する項目、グローバルな問題に対する理解、文系教養科目への満足度など、いくつかの項目で履修者の回答がよい傾向にあった。
これまでの各種調査の結果から、リーダーシップ育成科目に対する学生の満足度や成長実感には一貫した上昇傾向がみられる。一方で、科目に対する認知度の向上や授業内容の改善に伴い、科目を履修する学生層に変化が生じ、授業設計上の課題もくつか抽出された。そこで、令和4年度および5年度には授業内容の変更を行い、授業前後のアンケート調査を継続実施している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

これまでの調査結果や、授業内での学生の発言、レポート課題等から、授業内容について改善すべき点が明らかになり、令和3年度末に授業改訂を行った。さらに、その実践を踏まえ、令和5年度から、授業内容の更なる改訂を行った。このため、令和5年度は授業実践の充実に注力し、継続的な授業アンケートおよび修了前アンケートの実施により、教育効果の変化を確認することとした。この間、大学統合に伴う各種対応に迫られたことから、データ分析の進捗が遅れている状況である。

Strategy for Future Research Activity

授業前後のアンケートと修了前のアンケートは継続して実施していく。これまでに実施したアンケート調査をもとに、学内で保有する教務データとの結合を行い、科目履修時期による傾向の違いや、学生の属性別の効果の違いについてより詳細な分析を進めていく。また、授業内容の変更を検討する際に問題提起された研究活動におけるリーダーシップ発揮への効果について、授業前後のアンケート調査や授業内でのアウトプット物、インタビュー調査等により検証していく予定である。

Report

(4 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2024-12-25  

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