The method of causing active learning for Special Need Educaion Teacher Training Course student:contets and form
Project/Area Number |
20K02991
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09060:Special needs education-related
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Research Institution | Tohoku Fukushi University (2021-2023) Miyagi University of Education (2020) |
Principal Investigator |
村上 由則 東北福祉大学, 教育学部, 教授 (90261643)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 病弱教育 / 肢体不自由教育 / 教材開発 / 授業研究 / 障害理解 / 特別支援教育 / 教員養成 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、特別支援教育専攻学生・現職教員が対象疾患・障害の機序と、それに基づく生活行動上の困難・主観的不安感等を擬似的に体験するための自作教材作製を組み込んだ大学における授業・研修内容と、学生・現職教員が自ら教材等を研究開発・実践する資質向上を促す大学における授業形式の検討である。令和2年度は疾患・障害各個別領域の教材開発と授業内容の検討、続く令和3年度には重複障害領域の教材開発、専門授業内容・形式の検討と、障害当事者等との意見交換を開始する。最終の令和4年度には、障害当事者等との意見交換を踏まえ、擬似体験自作教材、授業内容・形式を充実・洗練させ、研究総括を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究延長期間である2023年度は、対面での教材作製、模擬授業等が実施可能となると共に、未実施であった疾患・障害当事者並びに医療関係者との情報交流を実施した。 ①疾患・障害機序の理解と生活行動上の困難・主観的不安感を擬似体験するための自作教材の検討:超重症児への教育的アプローチとその評価について、受講学生が体験する「状況モデル教材」を構成した。反応の把握が難しい超重症児でも、一定の枠組みを設定した係わりと組織的観察により、意図的と推定される行動発現が見出される状況を擬似的に体験・体感する教材である。この活用により「反応がない」のではなく「反応を見落としている」可能性に気づき、支援者自身のアプローチや観察方法を省察に導くことが示唆された。 ②疾患・障害機序の理解と生活行動上の困難を理解し、指導・支援方法を開発・実践する資質育成のための授業内容の検討:特別支援教育専攻大学院生を対象に、教材の構想、試作教材と模擬授業構想の提示、教員および大学院生間でのディスカッションを授業期間で複数回繰り返した後、完成教材の提示と模擬授業を実施した。ディスカッションの継続が教材作製と模擬授業の内容・方法について、具体的で洗練されたイメージを醸成することが確認された。 ③疾患・障害当事者等との情報交流:喘息、糖尿病、血友病について実施した。ひとつは喘息発作時に狭窄する気道の直径を変化させ、直径とピークフロー測定値の関連を体験する教材である。二つ目はⅠ型糖尿病患者の穿刺による血糖測定の際の不快感を擬似体験する教材である。各当事者からは、学生等の「病気・障害」理解には有効との評価を得た。三つ目は可動域制限を示す血友病患者が体験する生活場面(靴紐結びと箸の使用)の困難について、医療職に擬似体験と感想を要請したところ、日常生活上の困難や社会的偏見を引き起こし得る関節障害の実態を理解したとの感想を得た。
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Report
(4 results)
Research Products
(5 results)