Project/Area Number |
20K03035
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09060:Special needs education-related
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
菅原 伸康 関西学院大学, 教育学部, 教授 (70412913)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邉 照美 佛教大学, 教育学部, 准教授 (60441466)
江田 慧子 関西学院大学, 教育学部, 助教 (90648461)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | セルフアドボカシースキル / 通級による指導 / 高校生 / 自尊感情 / 援助要請能力 / 通級の指導 / 通級 / プログラム開発 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は,2018年4月から開始された高等学校における通級による指導を受けている高校生が,生涯を自立して生きられるよう,自らの特性を理解した上で,支援が必要なときに,必要な支援を他者に伝える力である「セルフアドボカシースキル」を向上させていくためのプログラムを開発することである。 具体的には,まず,高校生と高等学校教員を対象に質問紙調査を実施し,実態把握を行った上で,プログラムの作成を行う。それを通級による指導を受けている高校生を対象に実施し,効果検証,修正を行い,セルフアドボカシースキル向上プログラムの構築を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、2018年4月から開始された高等学校における通級による指導を受けている高校生が、生涯を自立して生きられるよう、自らの特性を理解した上で、支援が必要なときに必要な支援を他者に伝える力である「セルフアドボカシースキル」を向上させていくためのプログラムを開発することである。 2023年度は、プログラム開発協力校の校長、副校長、事務長、教諭6名に、「プログラム開発協力校のようなフレックス学園の存在をどのように考えているか」「高等学校での通級による指導をどのように考えているか」「プログラム開発協力校で通級による指導を担当しての感想」「通級による指導を担当する前と後の授業の進め方や教授方法等での違いはあるか」「発達障害等、障害のある生徒を含めた一斉授業をどのように考えているか」「先生が通級による指導で担当している生徒が、将来、どのように育っていって欲しいか」「二人一組で通級による指導を行っているが、そのことをどのように考えているか」「二人一組で通級による指導を行うことで、短期的なメリット・デメリット、中長期的なメリット・デメリットはどのようなものがあるか」「この4年間で、学校全体、先生方の意識はどのように変容したか」「プログラム開発協力校で特別な支援(通級も含め)を行うことについての難しさはあるか」の10項目でインタビュー調査を行った。現在、音声データの文字起こし作業を行っている。 2024年度は、「セルフアドボカシースキル」「高等学校における通級の指導」等、論文執筆を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
理由 コロナ禍で、感染予防の観点から、実際にプログラム開発協力校に赴き、継続的にプログラム開発を行うことが難しかったため、2023年度はインタビュー調査の分析が中心になった。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、プログラム開発協力校に赴くことができるようになるため、早期に協力校と日程調整をし、プログラム開発を進め、論文執筆を行う。
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