超スマート社会における環境配慮型サプライチェー ン・マネジメントに関する研究
Project/Area Number |
20K04990
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 25010:Social systems engineering-related
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
中島 健一 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (80278564)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | マネジメントシステム / サプライチェーン / 管理技術 / QCDE / SCM / 品質・環境 / 環境配慮型システム / 超スマート社会 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、日本的ものづくりの強みであったQ(品質)、C(コスト)、D(納期)を複合的な性能評価指標とする現場力向上マネジメントシステムを基礎に、持続可能な経済発展を目指すために環境を配慮したサプライチェーン・マネジメントシステム(SCM)の構築を目指す。ここではジャストインタイム生産システムにSociety5.0のサイバーフィジカルシステムを融合させ、IoT(Internet of Things)を駆使したデータ中心の生産・物流マネジメントシステムの提案を行う。さらに、持続可能な環境配慮型グローバル・サプライチェーンマネジメントモデルの提案を行い、SDGsを目指す国際社会への貢献を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
これまでモノづくりにおける我が国の国際競争力の源泉ともなってきた総合的マネジメントシステムは、総合的品質管理(TQM)、インダストリアルエンジニアリング(IE)等を活用し,品質(Q: Quality)、コスト(C: Cost)、納期(D: Delivery)を複合的に評価して、継続的改善によるシステムのスパラルアップを実践してきた。本研究では、今日のデジタルトランスフォーメーション(DX)に象徴される情報通信技術(ICT)を活用したビジネスプロセスの管理・運用等を考慮し、QCDの評価に加え、SDGsに象徴される持続可能な経済発展を実現するための課題である環境(E: Environment)側面も考慮したサプライチェーン・マネジメントシステム(SCM)の構築について検討を行うものである。 2022年度においては、2021年度に引き続き新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けることとなったため、当初計画通りに企業等に関する現地調査やトップマネジメントへのヒアリング調査を行うことが厳しい状況であった。しかしながら、コロナ禍におけるICTの活用や企業関係者等の協力により、ある程度の計画については実施することができた。例えば、アジア地域のサプライヤーを含めた生産・物流プロセス革新を行ういくつかの国内メーカーに関して、現地調査を行い、生産性や品質・環境マネジメントシステムにおける従来型の現場プロセス管理からの変革を推進する重要項目などについてのヒアリング等を実施した。また、企業組織内における人材育成とモノづくり技術伝承の関係性や,中小企業における連合体組織としてのマネジメントシステムにおける管理項目・評価等についての検討も行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究テーマの中核となるサプライチェーンに関わる製造現場運営の実務視察やヒアリング調査、実際のオペレーションシステムの情報収集等について積極的な取組み行ってきた。しかしながら、依然としてコロナ感染症に関する影響もあったため、当初計画通りまでには至っていない状況であり、現在の進捗としては、予定よりやや遅れた状況となっている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後,国内外における新型コロナ感染症に対する取扱いの変更に伴い,研究活動における制限も緩和されることが期待されるため,本研究テーマの中核となるサプライチェーンに関わる製造現場運営の実務視察、マネジメント層へのヒアリング調査等の国内外における情報収集を加速させる予定である。また、収集した情報に基づき、各種不確実性を考慮したマネジメントシステムモデルの構築等を行う予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)