Project/Area Number |
20K05145
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 26040:Structural materials and functional materials-related
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Research Institution | Hyogo Prefectural Institute of Technology |
Principal Investigator |
本田 幸司 兵庫県立工業技術センター, その他部局等, 主任研究員 (20553085)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | フッ素系高分子 / ゴム材料 / 高分子表面 / 表面濃縮 / 接着 / ソフトマテリアル / 表面機能 / 高分子材料 / フッ素化合物 / フッ素系化合物 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、機能性物質の表面濃縮現象を利用したゴム材料の表面改質法を応用し、ゴム材料表面へ接着性を有する化合物を濃縮させることで、ゴム材料を同種あるいは異種材料と簡便かつ高度に接着させる技術を開発する。さらに、ゴム以外の材料についても、表面濃縮技術による改質が可能であるかを検討する
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、表面濃縮現象と微細構造構築による表面改質手法を応用し、ゴム材料における簡易かつ強靱な接着技術を開発する。さらに、ゴム以外の材料への応用も検討し、本手法の汎用性を評価する。接着は種々の物理的・化学的現象を複合した現象であるため、そのメカニズムには多くの不明点がある。さらに、ゴム材料に関しては、多数の添加剤が含まれており、それらが予期せず接着に寄与、または阻害するといった事例もあり、研究が進んでいない。本研究では、新たな接着技術と同時に、接着現象のメカニズム解明の一助となることが期待される。また、他の材料への応用に関するニーズは多く、より汎用的な手法として本手法を活かすために、他の材料においても検討を実施する。 昨年度は、今回の研究のベースとなったフッ素系高分子のゴム表面への濃縮現象に関して、再現性を確認するため天然ゴムおよびスチレンブタジエンゴムへの添加と評価を行った。再現性を確認する事ができたため、引き続き接着性を有するフッ素系高分子の合成の検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初、接着性を有するフッ素系高分子の合成まで実施する予定であったが、再現性を確認する程度にとどまってしまったため。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の研究計画の通り、まずはフッ素系高分子を含む接着性化合物を合成し、ゴム材料への添加を試みる。平行して、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム以外のゴムに関しても検討する。
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