Nutritional management for very low birh weight infants to aimed to normalize body composition and improve neurodevelopmental outcome
Project/Area Number |
20K08168
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52050:Embryonic medicine and pediatrics-related
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
中野 有也 昭和大学, 医学部, 准教授 (40465224)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
根本 崇宏 日本医科大学, 医学部, 准教授 (40366654)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2024: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 極低出生体重児 / 体組成 / 栄養管理 / 脳容積 / 発達 / myostatin / irisin / 予後 / 生活習慣病 |
Outline of Research at the Start |
極低出生体重児に認められる体組成変化は、将来の成長や発達、生活習慣病リスクと密接にかかわっている。本研究では、極低出生体重児における分娩予定日の体組成を評価し、①正期産正常体重児の体組成との違い、②出生後の栄養管理が体組成に与える影響、③M脳容積および発達指数と体組成との関係性、④体組成とmyostatinおよびirisinとの関係、⑤miR-322およびそのメチル化解析と生後の成長や体組成との関係について評価する。またこれらを通して、極低出生体重児の体組成を正常に近づけ遠隔期の疾病リスクを軽減するための栄養管理、体組成変化や成長のポテンシャル低下が生じるメカニズムについて明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
極低出生体重児に認められる体組成変化は、将来の成長や発達、生活習慣病リスクと密接に関わることが示されている。私たちは極低出生体重児の遠隔期の疾病リスクについてのこれまでの研究を通して、体組成の重要性に着目し、本研究を立案した。本研究計画については、これまでコロナ禍や研究代表者の異動、体組成測定器であるPEA PODの故障(国内唯一の機器で代替え機なし)、脳容積解析ソフトのバージョンアップに伴う諸問題が生じ、研究計画の中断および修正を余儀なくされた。 令和5年度の中間解析にて、極低出生体重児の分娩予定日の体組成と生後早期の栄養摂取量との関係を検討したところ、生後1週間以内のアミノ酸投与量および熱量と分娩予定日の徐脂肪体重との間に有意な関係は認められず、出生時の体重SDスコアと有意な正の相関があるという結果が得られている。この結果は、分娩予定日の体組成は、胎児期の成長の影響が強く出生後の栄養摂取量の影響は少ないことを示したものである。この結果については既報とやや異なるものであるが、最新では本研究の中間解析と同じ結果を報告したものもあり、今後数を増やして再検討する必要がある。また令和5年度は、コロナ禍などの影響で正期産児のリクルートが困難で、解析のための課題となっていた正期産児の体組成および脳容積を評価するため、研究協力者の協力を得てそれぞれ異なる研究計画を立ち上げ、正期産児の体組成および脳MRIデータを収集しており、それぞれ30名程度のデータが得られ、現在もリクルートを継続中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
初年度(令和2年度)からコロナ禍における面会制限や受診制限、感染対策などの予期せぬ影響があり、また代表研究者の異動に伴って、令和3年度から新たな研究実施体制を構築しリクルートを進めてきた。その後も体組成測定器であるPEA PODの故障(国内唯一の機器で代替え機なし)、脳容積解析ソフトのバージョンアップに伴う諸問題があり、対応を余儀なくされた。令和4年度までは、特に正期産児(対照群)のリクルートの問題があったため、令和5年度はリクルート数を確保するため、異なる研究計画を立ち上げるなどの対応を余儀なくされた。
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Strategy for Future Research Activity |
正期産児のリクルートが困難であったため、研究協力者の協力のもと、体組成および脳容積を正期産児で評価するための異なる研究計画を新たに立案することで、現在は正期産児のリクルート数がそれぞれ30名程度得られるようになった。今後は新たに倫理委員会の審査を受けたうえで、これらを連結して極低出生体重児のデータと比較検討する予定である。全体として研究計画は大幅に遅れており、研究計画の延長を考慮している。
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Report
(4 results)
Research Products
(32 results)