Project/Area Number |
20K08231
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52050:Embryonic medicine and pediatrics-related
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
井上 普介 九州大学, 大学病院, 助教 (90467902)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤吉 順子 九州大学, 大学病院, 助教 (20467921)
落合 正行 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90507782)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 気管支肺異形成症 / 早産児 / 気管支肺異形成 / 血管病変 |
Outline of Research at the Start |
周産期医療の進歩により早産児の救命率は著しく改善したが、早産児の重要な呼吸器合併症 である気管支肺異形成(bronchopulmonary dysplasia; BPD)は在胎28週未満の早産児では増加傾向である。研究代表者らの研究および既報では、妊娠週数に比較して低出生体重であるSGA(small-for-gestational age)児は出生前より血管病変を有し、またBPDの合併率も高いことが明らかとなった。本研究の目的は、BPDの発症や重症化に早産児の血管病変が関連し、血管病変がSGA児でBPD発症率が高い要因であるという、新しい仮説を検証することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、早産児の重要呼吸器合併症であるBPDの発症や重症化に早産児の血管病変が関連し、血管病変がSGA児でBPD発症率が高い要因であるという、新しい仮説を検証することである。研究初年度は、当院NICUに入院した極低出生体重児を研究対象としてリクルートし、出生時、日齢14、日齢28時点で検体を採取し、一部保存した。2021~2022年度は、これまで集積した症例を抽出、整理し、臨床データを収集した。また、保存検体を用いて、予定していた各種サイトカイン、ケモカインをELIZA法またはビーズアレイ法で測定した。得られたデータと臨床情報を解析したが、SGA児かつBPD非発症の児の数が少なく、SGA児のBPD発症に関する要因やAGA児との違いは十分に検討できていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
解析に際し、SGA児かつBPD非発症の児の数が少なく、SGA児のBPD発症に関する要因やAGA児との違いは十分に検討できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
関連施設に協力を依頼し、症例数を増やして再解析を行う。
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