Project/Area Number |
20K09191
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55050:Anesthesiology-related
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
竹村 佳記 富山大学, 学術研究部医学系, 講師 (70624922)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | エクソソーム micro RNA / 神経障害性疼痛 / 睡眠障害 / 個別化医療 / micro RNA / 慢性痛 / microRNA / 痛み関連シグナル |
Outline of Research at the Start |
申請者らは、これまで得られてきた研究結果を踏まえ、“側坐核におけるmiR200bとmiR429の発現変動は慢性痛下の睡眠障害に関与している”と仮説を立て、神経障害性痛モデルマウスを用いて証明する。この仮説を立証することで、今後、血清由来エクソソーム内のmiRNAを睡眠障害の客観的指標として捉え、そのmiRNAを修飾することにより、慢性痛下の睡眠障害に対する個別化治療が可能になると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、当講座の事情により実験自体を遂行することができなかった。そのため、さらに1年間の延長申請をおこなったところである。その状況下でまず、次年度のmicro RNA解析の新しい情報収集を行い、その得られた結果をもとに必要機器や機材の整備および設置をおこなった。具体的には、学会にて自らmiRNAに関する発表を行ったり、他の研究者の発表を聴いた上で同じ分野の研究者と行う情報交換や、自ら行った文献検索を通して、研究の確実性を上げることを図った。 次年度のmicro RNA研究におけるプロトコールの準備終了している。睡眠障害の客観的指標として、エクソソーム micro RNAを用いる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
今回、研究に対するエフォートが小さかった。その理由として、教授不在期間ならびに新教授着任後に医局長を勤めたことが主に考えられる。そのため、さらに本研究の延長申請をおこなった。次年度は、本年度よりも比較的研究のための時間を確保して、本研究を進める。
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Strategy for Future Research Activity |
既述の通り、本年度は当講座の事情により実験自体を遂行することができなかった。しかし、少しずつ準備は進めることができた。次年度は以下のように進める予定である。 神経障害性疼痛モデルマウスを作成し、過去の同モデルマウスの睡眠データをもとに定めた同モデルマウス(コントロールとしてshamマウスも作製し用いる)の採血ポイントで採血し、その資料からエクソソーム micro RNAを抽出することで、睡眠障害の客観的指標となるmicro RNAを同定する。
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