Examination of temporal responsiveness of neuronal nuclei in the brain involved in intrinsic analgesia

• Project/Area Number: 20K09224
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 55050:Anesthesiology-related
• Research Institution: Fukushima Medical University
• Principal Investigator: 星野 一 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 助教 (60420775)
• Project Period (FY): 2020-04-01 – 2021-03-31
• Project Status: Discontinued (Fiscal Year 2020)
• Budget Amount: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000); Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000); Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000); Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000); Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
• Keywords: 下行性疼痛抑制系 / 内因性鎮痛 / 神経障害性疼痛

Outline of Research at the Start

下行性疼痛抑制系は痛みの制御に重要な役割を果たすが、慢性化した神経障害性疼痛では、その反応性が低下することが示されている。申請者の研究で、神経障害性疼痛治療の一つは脊髄への作用のみならず、その脳内神経核にも作用して鎮痛効果を発揮することを突き止めた。一方、中脳辺縁系ドパミン系が、報酬系だけでなく鎮痛にも関与していることが明らかになってきている。本研究ではラットの神経障害性疼痛モデルを用いて、下行性疼痛抑制系の脊髄後角および脳内神経核の痛みに対する興奮性の経時的変化と、神経障害性疼痛治療薬がそれらの核の可塑性にどのように作用するかを様々な方法で検討する。

Outline of Annual Research Achievements

下行性疼痛抑制系は痛みの抑制に重要な役割を果たすが、慢性化した神経障害性疼痛ではその反応性が低下することが示されている。その解明につながる研究として脊髄内でのノルアドレナリン、セロトニンの役割と、さらに近年言われている脳内でのドーパミンの役割を検討することとした。現時点でノルアドレナリン及びセロトニンの研究は一定の研究成果を得られたが、ドーパミンに関する研究はまだ得られていない状況である。