Project/Area Number |
20K09268
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 55060:Emergency medicine-related
|
Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
後藤 孝治 大分大学, 医学部, 講師 (10363558)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古賀 寛教 大分大学, 医学部, 助教 (50468013)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2022-03-31
|
Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
|
Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | リコモジュリン / トロンボモジュリン / 体外循環 / 抗炎症 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、ラット膜型人工肺モデルを用い、まず、体外循環による各臓器障害と内因性TM発現への影響を明らかにする。各臓器におけるTM発現を組織学的に検証するとともに、血中、尿中遊離TMの動態を同時に測定し、内皮細胞障害と逸脱TMの関係を明らかにしていく。また、DIC治療薬であるリコンビナントトロンボモジュリン投与により体外循環によって惹起された炎症が抑えられるのか、内因性TM発現への影響をも踏まえて検討する。さらに、膜型人工肺内の中空糸に付着する血栓、血球を定量化、分析し、rTM投与による影響の違いを明らかにすることで、TMの膜効率、膜寿命に対する保護効果を検討する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、 ・ラット膜型人工肺モデルを用い、体外循環による各臓器障害と内因性TM発現への影響を調査 ・各臓器におけるTM発現を組織学的に検証、血中、尿中遊離TMの動態を同時に測定し、内皮細胞障害と逸脱TMの関係を調査 ・DIC治療薬であるリコンビナントトロンボモジュリン投与により体外循環によって惹起された炎症が抑えられるのか、内因性TM発現への影響をも踏まえて検討 ・膜型人工肺内の中空糸に付着する血栓、血球を定量化、分析し、rTM投与による影響の違いを調査し、TMの膜効率、膜寿命に対する保護効果を検討 等の予定であったがコロナ禍対応など諸事情により時間を費やすことが困難となった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍対応など諸事情により予定していた研究計画を遂行することができなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続きコロナ禍ではあるが、今後は指導の合間を縫って基礎データの収集に努めたい。
|