補完療法とデジタルデンティストリーは嘔吐反射を緩和する新しいツールとなり得るか
Project/Area Number |
20K10257
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57080:Social dentistry-related
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Research Institution | The Nippon Dental University |
Principal Investigator |
岡本 亜祐子 日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (20779920)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
苅部 洋行 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (50234000)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 嘔吐反射 / 光学印象採得 / 嗅覚刺激 |
Outline of Research at the Start |
小児の歯科治療では、歯科器具や歯科医師の手指が口腔内に入ることで嘔吐反射が誘発され、歯科治療が困難となることが多い。対応法には、ビデオや音楽で小児の注意を外部に向けさせる方法があり、近年ではアロマテラピーが新たなリラクセーション法として取り入れられているが、効果的であるという研究報告はない。 一方、嘔吐反射がおきやすい印象採得(歯の型どり)については、近年、光学印象採得(口腔内スキャナー)を用いる方法が注目されているが、小児においても有用かを検証する必要がある。 本研究では、①印象採得にアロマテラピーを応用すると嘔吐反射が軽減されるか、②光学印象採得は小児患者のストレスを軽減できるか、を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、令和3年度に行った石膏模型と光学印象による模型の精度と信頼性についての分析結果を纏め、第60回日本小児歯科学会大会にてポスター発表を行った。現在その内容を学術雑誌への投稿準備を進めている。 さらに実際に小児を対象とした研究を進める前段階として、令和3年度に行った成人の研究協力者での予備的研究のデータを詳細に分析し、研究条件の設定や環境、介入させる嗅覚刺激(アロマ)の選定、研究手順を確認し必要なデータ数を算出し、協力者の募集の準備を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究計画では令和3年度に研究協力者の募集とデータ採取、令和4年度に分析と成果の発表をする予定であったが、コロナウイルス感染拡大の影響により協力者募集ができず、令和4年度は顎模型を使用した予備的研究の学会発表のみとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は、成人および小児の研究協力者を募集しデータ採取を行う。得られたデータを分析し、研究成果を国際学会および学術雑誌に発表する。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)