看護師の職務継続可能な交代制勤務に適した食事睡眠モデルの構築
Project/Area Number |
20K10631
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University (2022-2023) Osaka City University (2021) Kobe University (2020) |
Principal Investigator |
細名 水生 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (90454181)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上杉 裕子 金城学院大学, 看護学部, 教授 (40423230)
坂井 恵子 鹿児島純心大学, 看護栄養学部, 教授 (80461664)
関戸 啓子 宝塚医療大学, 和歌山保健医療学部, 教授 (90226647)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 交代制勤務 / 看護師 / 勤務継続 / 食事 / 睡眠 / 職務継続 / 生体リズム |
Outline of Research at the Start |
近年、交代制勤務者のがんや循環器疾患などの健康障害との関連が指摘されている。夜勤に食事や睡眠のパターンが不規則になり、生体リズムの変調や疲労の増大がみられる。本研究は、交代制勤務の看護師において、生体リズムの食事と睡眠の両側面に焦点を当てる。まず、交代制勤務の看護師の心身の健康状態に影響を与える食事や睡眠の関連要因を明らかにする。その上で、看護師が交代制勤務を継続していくための、心身の健康の維持が可能な、適した食事睡眠モデルを考案する。また、考案した食事睡眠モデルに基づいた介入の効果を検証し、看護師の交代制勤務に適した食事睡眠モデルの構築を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、交代制勤務の看護師の食事や睡眠のとり方と心身の健康状態の実態を明らかにし、心身の健康を維持し勤務継続が可能な食事睡眠モデルを構築することを目的としている。これまでの文献検討により交代制勤務の看護師の食習慣では、欠食がある者は1日3回食事を摂る者より、BMI(Body Mass Index)や体脂肪率が高い、夜勤当日に欠食が多い、勤務中の食事や休憩時間が十分にとれない可能性を示した。また、交代制勤務の看護師の睡眠についての文献検討から、疲労を有する者は夜勤前の睡眠時間が少ない可能性が示された。加えて夜勤後1日の休日では心拍数の上昇があり疲労が十分に回復できない、長日勤は通常の日勤より疲労が高い、夜勤中の仮眠では眠気や疲労は十分な解消には至らない可能性が示された。令和5年度は関西圏200床以上の27病院の交代制勤務の看護師1,190名を対象としアンケート調査を実施した。対象者の年齢は平均35.8±10.5歳で、男性が75名(12.5%)で、女性が635名(87.7%)であった。看護師の食生活では、18.6%の者が朝食をほとんど摂取せず、68%が食事と食事の間に間食をしていた。夜勤の日の食事の回数は41.7%の者で増加、42%が変化なし、16.3%が減少していた。BMIの平均は21.8±3.6kg/m2で肥満の者は14.6%を占めていた。肥満の者はそれ以外の者より高齢で有意差がみられ、男性は女性 よりも肥満の者が多く有意差がみられた。朝食、昼食、夕食、間食、または夜食の摂取の有無については、肥満度による有意な差はなかった。具体的な食事内容では揚げ物を多く摂取する者は肥満が有る者が無い者より多くみられた。今後はこれまでの結果に基づき最適な食事と睡眠モデルを検討し、交代制勤務の看護師を対象とした介入調査を実施し検証していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19の影響や教員欠員による教育のエフォートの増大や調査準備の困難から調査が遅れていたが、令和5年度は交代制勤務の看護師への大規模調査を実施し分析から成果の公表まで進めることができている。進捗は当初の予定より遅れているが、当初の計画のモデルの考案と介入調査を今後進めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度の調査における分析の継続から交代制勤務の看護師における最適な食事睡眠モデルを検討し、介入調査の準備を進め実施していく。
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Report
(4 results)
Research Products
(17 results)