Project/Area Number |
20K10682
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
青池 智小都 福井大学, 学術研究院医学系部門, 特命助教 (00749658)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川口 めぐみ 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (40554556)
長谷川 智子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 認知症高齢者 / 手術室環境 / 手術室看護師 |
Outline of Research at the Start |
認知症高齢者は環境からの刺激で不安を感じ混乱すると言われており、特殊な手術室の環境を整えることは重要である。そこで手術室看護師を対象にインタビューおよび自記式質問用紙にて、不快な手術室の環境要因とその対応方法の実態を知る。それをもとに「専門的環境支援指針日本版3」と照らし合わせながらスーパーバイズを受け、認知症高齢者に対して手術室で整えられる環境支援を明らかにすることを目的とした。この研究から、手術室独自の環境支援指針の作成につなげ、また、手術室看護師の教育に活かすことで、経験年数関係なく手術室看護師が円滑に環境を整えることができ、認知症高齢者が安全・安楽で安心して手術を受けることに繋がる。
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Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は、認知症についての知識の習得と手術室の環境についての情報収集を行う予定としていた。COVID-19 の関係で、学会による認知症に関しての病態及び認知症高齢者の特徴についての情報収集及び知識の習得は不十分であったが、認知症看護認定看護師教育課程における授業及びZOOMによる遠隔授業に参加し、認知症、認知症高齢者の病態生理および身体的・心理的・社会的特徴と今後の課題についての知識と情報を得ることができた。 また、手術室環境においては、A大学附属病院の手術室看護認定看護師から、認知症高齢者の手術室環境における問題点及び課題について現状を知ることができた。 以上のことから、質的帰納法を用いて分析するための準備(インタビューガイドの見直し、対象者の最終確認等)と共に、手術室独自の認知症患者を対象とした環境指針の作成の一助を担うことができた。
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