Project/Area Number |
20K10708
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
大島 智恵 山梨大学, 医学部附属病院, 看護師 (10345720)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福井 里美 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (20436885)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2024: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 造血細胞移植 / ドナー / 心理 / 造血幹細胞移植 / 血縁ドナー |
Outline of Research at the Start |
造血細胞移植は,白血病などの難治性造血器疾患患者の生存に効果をあげるが,造血細胞提供者であるドナーなくしては行えない治療である。ドナーは患者の血縁者と,骨髄バンクを介した非血縁者に大別される。非血縁ドナーは患者と接触しないよう配慮されているが,血縁ドナーの場合には患者と密な接触があり,提供の意思決定時や患者の身体的な状況に影響した特有の葛藤や苦悩がある。 本研究では,ドナーが認識する患者の身体状況とドナーの心理的状況を提供意思決定後から移植後6か月まで縦断的に調査することにより,患者の全身状態に応じた血縁ドナーの心理状態を明らかにし,造血細胞移植の血縁ドナーに対する適切な支援方法を提案する。
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Outline of Annual Research Achievements |
造血細胞移植は,白血病などの難治性造血器疾患患者の生存に効果をあげるが,造血細胞提供者であるドナーなくしては行えない治療である。ドナーは患者の血縁者と,骨髄バンクを介した非血縁者に大別される。非血縁ドナーは患者と接触しないよう配慮されているが,血縁ドナーの場合には患者と密な接触があり,提供の意思決定時や患者の身体的な状況に影響した特有の葛藤や苦悩がある。本研究では,血縁ドナーを対象に,血縁ドナーが認識する患者の身体状況と併せて, ドナーの心理的状況を提供意思決定後から移植後6か月まで縦断的に調査することにより,患者の全身状態に応じた血縁ドナーの心理状態を明らかにし,造血細胞移 植の血縁ドナーに対する適切な支援方法を提案することである。2021年度は、調査協力施設の倫理委員会の審査を受け、現在、対象者の調査を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
理由 本研究は、ドナーの心情や患者との関係性などの個人情報ならびにプライバシー保護などの倫理的配慮について慎重な検討が必要であり、倫理委員会の申請に時間を要したため。また、対象者が集まらず、当初の計画より当初の計画より遅れているが、少しずつ対象者の協力が得られ、調査を行っている。さらに対象者のリクルートを進めていく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、対象者のリクルートと調査の実施を進めていく。 移植件数の増減をみながら、調査協力施設を追加するかどうかも検討していく必要がある。
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