Project/Area Number |
20K10744
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | University of Human Environments |
Principal Investigator |
加藤 亜妃子 人間環境大学, 看護学部, 准教授 (30553234)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 純子 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (50413422)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 終末期ケア / 家族ケア / 非がん高齢者 / ストレス・コーピング / 終末期非がん患者 / ケアプログラム |
Outline of Research at the Start |
終末期にある非がん(心不全や呼吸器疾患など)の高齢患者の家族は、患者の療養生活において、身体的・精神的疲労、介護負担の増大、自身の健康問題への不安や患者の意思決定に関わる負担など様々なストレスを体験している。非がん患者は、長期的な経過をたどることが多いため、家族にとってこれらのストレスはより深刻な問題となる。本研究では、終末期非がん高齢患者の家族のストレス・コーピングの特徴や、看護師による家族のストレス・コーピングを促すケアについて明らかにするへのことを目的とした調査をもとに、終末期非がん高齢患者の家族のストレス・コーピングを促すケアプログラムを開発し有効性を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
終末期にある非がん(例えば、心不全や呼吸器疾患など)の高齢患者の家族は、患者とともに療養生活を送る中で、身体的・精神的疲労、介護負担の増大、自身の健康問題への不安、患者の意思決定に関わることの負担感など、様々なストレスを体験している。非がん患者の場合、長期的な経過をたどることが多いため、家族にとってこれらのストレスはより深刻な問題となる。しかし、家族に対するケアについては確立されていない。終末期にある非がんの高齢患者の家族が、患者とともにエンドオブライフを過ごすなかで生じるストレスに対処し、よりよく生きることができるよう支援することは喫緊の課題である。 そこで本研究は、第1段階;一般病棟に入院している終末期にある非がんの高齢患者の家族のストレス・コーピングの特徴を明らかにし、第2段階;専門看護師やベテラン看護師による終末期にある非がんの高齢患者の家族のストレス・コーピングを促すケアの実際について明らかにする。第3段階;第1、2段階の研究結果をもとに、終末期にある非がん高齢患者の家族のストレス・コーピングを促すケアプログラムを開発し有効性を検証する。 2022年度は、第1段階の研究を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、対象者の確保がかなり難しい状況が続いており、計画通りに進んでいない。対象者の確保の方法を情報収集をしながら検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルスの影響により、対象者の確保が難しかったため研究が遅れている。また、新型コロナウィルスによる業務の負担が増え、本研究のエフォートの確保が難しかった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナ感染症の状況が落ち着いてきているが、家族の面会制限がある施設が多いため、対象者を確保するために情報収集を行い、新たなフィールドを確保できるようにしていく。また、対面でのインタビューが難しいことが考えられるため、オンライン等での面接するなど方法を検討して進めていく予定である。
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