Project/Area Number |
20K10776
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Hyogo Medical University (2022) Hyogo University of Health Sciences (2020-2021) |
Principal Investigator |
藤本 浩一 兵庫医科大学, 看護学部, 教授 (20467666)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀口 和子 兵庫医科大学, 看護学部, 教授 (30379953)
橋本 健志 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60294229)
向畑 毅 兵庫医科大学, 看護学部, 講師 (90784447)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 精神科訪問看護 / 暴力 / リスクアセスメント / リスクファクター / アセスメントツール |
Outline of Research at the Start |
本研究は、精神科訪問看護において暴力遭遇のリスクと、そのリスクを低減する要因を同時にアセスメントすることが、精神科訪問看護における暴力遭遇を回避するうえで有用であるかを検討することを目的とする。研究対象者をある一定期間追跡する縦断的な調査手法でもって、このアセスメントが暴力遭遇の予測妥当性を有するかどうかを検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、2021年度に作成したHistorical Clinical Risk management-20(HCR-20)、医療観察法における共通評価項目(第3版)、Structured Assessment of PROtective Factors for violence risk(SAPROF)から構成される調査票を用いて、同じく2021年度に研究実施の承諾を得ていた計3施設で、本試験の前段階であるプレテストを開始した。計10名の訪問看護師、計76名の精神科訪問看護の利用者から研究参加の同意を得て、計12か月間の縦断調査を開始した。本報告書作成時点で、調査開始から7カ月を経過した段階にあり、調査開始時点の調査票、調査開始後3か月の調査票、調査開始後6か月の調査票の記載を順次依頼し、順調に調査票の回収ならびにデータ収集ができている。 プレテストの実施状況をふまえて、本試験を開始した。こちらでは計5施設、計39名の訪問看護師、計83名の精神科訪問看護の利用者から研究参加の同意を得て、計12か月間の縦断調査を開始した。こちらについては、本報告書作成時点で、調査開始時点の調査票の記載を依頼している段階であり、訪問看護師から調査票記載時の質問(特にHCR-20やSAPROF、共通評価項目 第3版の評価や記載方法に関する質問)等に対応している。調査票の記載が完了すれば、順次回収作業に移る予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、所属機関における教育等への対応にエフォートを要し、研究への取り組みに影響が生じている。それでも2022年度は研究へのエフォートを確保できたほうであるが、当初の計画からの遅れを取り戻せるまでには至らず、補助期間延長を申請した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究へのエフォートを確保しつつ、縦断調査の本調査の実施を進めていく。引き続き縦断調査の本調査に協力くださる訪問看護事業所のリクルートを行い、十分な統計学的解析ができる研究対象者数、データ数が確保できるように尽力する。
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