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家族看護実践力を高めるためのケースカンファレンスガイドの開発

Research Project

Project/Area Number 20K10840
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
Research InstitutionOsaka Metropolitan University (2022-2023)
Osaka Prefecture University (2020-2021)

Principal Investigator

井上 敦子  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (00844226)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中山 美由紀  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (70327451)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Keywords家族看護 / 実践力 / カンファレンスガイド / チームダイナミクス
Outline of Research at the Start

本研究の目的は、臨床におけるカンファレンスのなかで、家族への看護に関する検討を促進するためのケースカンファレンスガイドを開発し、活用による効果を検証することである。
家族への看護について検討することの意義や効果的なカンファレンスの開催方法などを内容とするケースカンファレンスガイドを作成し、ケースカンファレンスガイド活用研修と実践報告会を集合研修として開催する。ケースカンファレンスガイド活用前後の変化を比較し、評価を行う。
このケースカンファレンスガイドの活用により、多様な家族への理解を深め、共有することでチームダイナミクスが発揮され、家族看護実践力の向上に貢献できると考える。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、家族への看護に関する検討を促進するためのケースカンファレンスガイドを開発し、活用による効果を検証することである。このガイドは、日々の看護実践の場において行われているカンファレンスのなかに家族全体を捉える視点を取り入れて、家族への理解を深め、家族看護実践につなげていくプロセスを支援するものである。本研究では、看護師個人が家族看護を実践することに留まらず、チームダイナミクスに着目し、家族への看護を実践するチーム力の底上げを図ることを目指している。
COVID-19拡大により多くの病院・施設では、家族面会の制限など家族と医療者のかかわりは減少し、家族の全体像をとらえることが難しくなった。面会制限が緩和されつつある現在において、改めて家族とのかかわりの重要性を再確認し、機会を逃さず支援していく力を身につけていく必要がある。
文献検討の結果、カンファレンスの準備や進め方に関する文献は多くみられるが、療養者を含めた家族全体への看護を検討していくためのカンファレンスの在り方について検討したものは見当たらず、臨床の現状に応じた在り方を探求する必要があると考えた。そこで、高度実践家である家族支援専門看護師を対象に、日々のカンファレンスにおいて、どのような働きかけを行っているかを明らかにするためにインタビュー調査を実施した。この結果については公表に向けて準備を進めている。
また、カンファレンスを看護職者間の検討で終わらせるのではなく、家族看護実践につなげていく必要があり、看護師の具体的な家族看護実践の内容についても明らかにする必要があると考えた。そこで、一般看護師に必要だと考える家族看護実践の内容について、家族支援専門看護師を対象とした調査を実施し、結果を発表した。
これらの結果をふまえて、ケースカンファレンスガイドの試案を作成し、検討を重ね、内容を洗練していく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

COVID-19による影響により、臨床実践する家族支援専門看護師との調整が困難であったため、計画全体に遅れを生じている。
カンファレンスにおける家族支援専門看護師の実践について、インタビュー調査・分析をを終了し、今年度、公表予定である。

Strategy for Future Research Activity

インタビュー調査の結果をふまえたケースカンファレンスガイド案の作成や検討については、オンラインを活用した意見交換等を引き続き活用することで計画を推進していく予定である。

Report

(4 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 家族支援専門看護師が認識している一般看護師に必要な家族看護実践2022

    • Author(s)
      井上敦子、中山美由紀
    • Organizer
      日本家族看護学会 第29回学術集会
    • Related Report
      2022 Research-status Report

URL: 

Published: 2020-04-28   Modified: 2024-12-25  

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