Project/Area Number |
20K10847
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
本間 裕子 武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (50270054)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
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Keywords | ボディイメージ / ダイエット / 思春期 / 女性 / ダイエット行動 / 縦断研究 |
Outline of Research at the Start |
若い女性のやせは月経異常のリスクを高め、低出生体重児の出産と関連するなど次世代への影響も懸念されている。不適切なダイエット行動は思春期から始まっており、予防的介入のために影響因子を明らかにする必要がある。そこで、女子中学生を対象に縦断的調査を実施し、思春期女子のボディイメージおよびダイエット行動の変化を示すとともに、これらの変化が家族・友人・メディアの3因子によって予測できるかどうかを検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本プロジェクトはThompsonら(1999)のTripartite Influence Modelに基づき、思春期女子のボディイメージやダイエット行動が家族因子、友人因子、メディア因子とどのように関連するのか検証するものである。2023年度は最近の研究動向を調査しつつ、質問紙の作成に向けて取り組んだ。家族や友人からの影響では、体重や体型、容姿を理由とした「からかい」(teasing)を受けた経験と、その後の過体重や摂食障害傾向との関連が知られている。近年は「Body Talk」や「Weight Talk」と呼ばれる、体重や体型、容姿に関する会話全般と、女子のボディイメージやダイエット行動、体重との関連が指摘されている。会話の内容は(不要な)ダイエットの促進のような否定的なものに限らず、健康的な食事や運動の勧奨のような肯定的な内容もあり、後者は野菜の摂取などの健康的な食習慣と関連していたという研究結果がある。また、親のボディイメージやダイエット行動、子ども時代の家族との「Body Talk」「Weight Talk」経験と、子どものボディイメージやダイエット行動との関連を探索した研究もある。「Body Talk」や「Weight Talk」のほか、「Health Talk」という概念も取り入れて調査すること、親子データを収集することが必要である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
縦断調査に必要なサンプルサイズの確保のため、インターネット調査会社の利用を検討しているが、未成年を対象とすることから、会社や方法の選定に時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度はデータ収集と分析を行う。調査協力者の募集・データ収集にはインターネット調査会社を利用する予定である。進度の遅れを考慮し、データ収集を年1回から年2回(半年間隔)にすること、第1回調査で母親からもデータを収集し、予測因子とすることを検討している。
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