保育所における母乳育児支援プログラム開発と介入効果の検証
Project/Area Number |
20K10869
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
臼井 淳美 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 講師 (20444929)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 久美子 群馬パース大学, 保健科学部, 教授 (50334107)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 母乳育児支援 / 保育所 / 母乳育児支援プログラム開発 |
Outline of Research at the Start |
子育て世代のライフスタイルの変化により、生後早期から保育所に預けられる子どもの割合も増えてきている。厚生労働省は、「保育所における食育に関する指針」(2008年)の中で、「母乳育児を希望する保護者のために冷凍母乳による栄養方法などの配慮を行う」とし、母親が就労のために保育所に預けた場合でも、母乳育児の継続を示唆している。しかし、保育所での母乳育児支援に対する実態を調査した研究は少なく、乳児が保育所に入所した後の母乳育児継続のための支援に関する情報はほとんどない。そこで、本研究の目的は、保育所入所後も母乳育児を継続できるために、母乳育児支援プログラムを開発し、その介入効果を検証することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、保育所での母乳育児支援プログラムを開発し、その介入効果を検証することである。具体的内容は、以下の3点である。 1)保育士の母乳育児に関する知識と支援の実態を明らかにする。同時に乳児期の子どもを保育所に預けている母親の母乳育児継続に関する思いを明らかにする。 2) 1)の結果を踏まえ、母乳育児支援プログラム(保育士に対する母乳育児支援に関する知識と技術の提供、母親に対する母乳育児支援など)を数か所の保育所で実施し、内容について検証する。 3) 2)で検証した母乳育児支援プログラムを研究対象地域にあるすべての保育所で実践する。介入後、保育士及び母親への量的研究により、保育所における母乳育児支援プログラムの効果を検証する。 3年目である2022年度は、前年度までに実施予定であった、1)保育士の母乳育児に関する知識と支援の実態を明らかにする。同時に乳児期の子どもを保育所に預けている母親の母乳育児継続に関する思いを明らかにするため、保育士の知識と支援の実態、母親の意識について調査を行う予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、研究対象者との調整が難しい状況であったため、以下、3点を進めた。1点目:保育施設に勤務する保育者の母乳育児支援に対する思いの分析を行い、調査用紙の作成を研究分担者と行った。現在、倫理審査委員会への申請をしている。2点目:国内・国外の保育施設における母乳育児支援の取り組みの現状を把握することとし文献検索を行った。関連文献の収集は十分とは言えない状況であるため継続的に収集していく。また、情報収集の機会として日本母乳哺育学会学術集会及び母乳育児支援に関する勉強会に参加した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大のため、対象者への交渉(保育施設への立ち入りの禁止等による)ができていない状況が続いた。そのため、「遅れている」と評価した。 新型コロナウイルスに関する制限が緩和されつつあるため、再度計画を立てて進めていく。現在、施設に交渉中である、調査を進めていく準備が整いつつある。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、以下について段階的に研究を進めていくこととする。 1)研究対象地域との研究調整:認可保育所に勤務している保育士および母親への調査用紙を用いた調査を行うため、A市保育課との研究依頼調整を引き続き行う。 2)調査対象者(保育士、母親)に対する質問紙調査の実施 3)質問紙調査の分析内容をもとに、母乳育児支援プログラムの作成 4)母乳育児支援プログラム検証のための、保育士への研修会の計画・実施
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)