Project/Area Number |
20K10888
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Ishikawa Prefectural Nursing University |
Principal Investigator |
米田 昌代 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (80326082)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 周産期喪失 / グリーフケア / オンラインシステム / サポートグループ / セルフヘルプグループ / 実態 / 課題 / 効果 / 評価 |
Outline of Research at the Start |
周産期喪失(流産・死産(人工死産を含む)・新生児死亡)を経験した家族を対象とし、時間と場所に制限のないインターネットを活用し、コミュニケーションをとることができるオンラインサポートグループミーティングシステムを開発し、その効果の検証を目的とする。4年計画の内1年目は開発に向けた情報収集、システム試案の作成、2年目は既存のグループで試行、改訂版作成、3年目は全国の自助グループに依頼し効果を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度はコロナ禍が影響したため、研究計画を変更し、コロナ禍における周産期喪失を経験した家族のオンラインを活用したセルフヘルプグループ・サポートグループの活動の実態と課題を調査する計画に変更し、調査の準備を実施していたが、新型コロナウィルス感染症が5類となった令和5年度に調査の実施がまたがったため、コロナ禍の影響に関係なく現在も活用しているSNS・オンラインについても調査を実施し、今後ますます発展していくオンラインのシステム作りについて検討しようと取り組んでいくこととした。 調査対象はホームページ・Instagramを検索し、周産期喪失を経験した方を対象にグループを運営している会をリストアップし、70か所に質問紙調査を依頼した。さらに、質問紙回答者で承諾が得られた会の代表者に詳細についてインタビュー調査を依頼した。調査内容としては、コロナ禍における周産期喪失を体験した方に対するグループの活動はどのように工夫されて実施されていたのか、また、インターネットを活用したオンラインミーティングは取り入れていたのか、5類になった現在もSNSやオンラインの活用は続いているのか等についてである。34か所から回答が得られ(48.6%)、そのうち、6名に対してインタビューを実施した。現在、分析中であるが、コロナ禍以前からの問題である遠方からの参加や外出しにくい人の参加が可能であるという利点を活かし、オンライン環境に対して、様々な工夫を活かして整えつつ、対面での交流を大切にしながらもオンラインを活用できるようマニュアル作りやコストへの支援が必要であると考えられたた。次年度は学会での結果発表とマニュアル作りにつなげていきたいと考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
調査準備からアルバイトが雇用できずにいたが、年度途中から、アルバイトを確保することができたことにより、調査依頼・データ整理のステップをふむことができた。しかし、分析が年度内に終了することができなかったため、やや遅れているとした。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、分析を進め、学会発表・論文執筆、マニュアルの作成・システム作りに向けて、研究時間を確保し、進めていく。マニュアルの作成においては、現在、自らが関わっているグループにおいて活用し、その効果を検証していく。検証後、公表につなげていく。
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