Project/Area Number |
20K10964
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | University of Shizuoka |
Principal Investigator |
管原 清子 静岡県立大学, 看護学部, 講師 (80624923)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
操 華子 静岡県立大学, 看護学部, 教授 (40209739)
渡邉 順子 静岡県立大学, 看護学部, 特任教授 (00175134)
佐々木 隆志 静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (50178654)
永谷 幸子 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (90452200)
山口 みのり 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (00369480)
加藤 京里 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (70385467)
倉本 直樹 静岡県立大学, 看護学部, 助教 (00781816)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 薬剤耐性菌 / 高齢者介護施設 / 接触感染予防策 / 施設内感染 / 教育プログラム / 多剤耐性菌 |
Outline of Research at the Start |
高齢者介護施設における薬剤耐性菌の集団発生の報告が増加している。介護施設は抵抗力の弱い高齢者が集団で生活しており、薬剤耐性菌の伝播が起こりやすい。そのため、徹底した感染症対策の実施が望まれ、各施設独自のガイドラインやマニュアル作成が推奨されている。しかし、医療職以外の様々な背景の職員が多く関わっており、医療施設と同様の感染予防対策の推進の浸透が難しい。さらに、薬剤耐性に関する情報不足や誤解から、保菌者の施設への受け入れが困難な状況にあると危惧される。薬剤耐性菌の問題は、介護施設を含めた地域全体で取り組むべき喫緊の課題であるといえる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は高齢者介護施設における感染管理体制の実態を明らかにし、高齢者介護施設の全職員が活用できる、薬剤耐性菌伝搬予防のための教育プログラムを開発することである。研究計画では2020年度から2023年度の実施であったが、新型コロナ感染症蔓延の影響で、高齢者介護施設での調査が難しい状況が続いていた。昨年度に引き続き、高齢者介護施設のケアマネージャー、訪問看護ステーションの看護師および理学療法士、訪問入浴施設の介護員に対して感染対策に関する聞き取り調査を実施した。薬剤耐性菌伝搬予防のために特化した感染対策は実施されていないが、新型コロナ感染症の蔓延以前に比べて、施設全体の感染対策は徹底されており、新型コロナ感染が落ち着いてきた現在においても、感染対策は新型コロナ感染症蔓延時とほぼ同等に実施されていることが確認できた。薬剤耐性菌伝搬予防に関する意識は薄い状況であったが、基本的な感染対策は施設全体で徹底されていることが確認できた。今後も現在の感染対策が実施されていくような啓蒙活動や教育が必要であると考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究の目的は、高齢者を薬剤耐性菌伝搬から守るための教育プログラムの開発である。しかし、新型コロナ感染症の蔓延により、高齢者介護施設も含めて世界的に感染症対策は一変し、高齢者介護施設における感染症対策も、研究開始前の想定よりも徹底されてきていることが確認できた。そのため、薬剤耐性菌伝搬予防に関する調査に焦点が絞りにくい状況が発生した。また、感染予防の観点から高齢者介護施設への調査のための立ち入りが制限されていたため、研究の進捗が遅れることとなった。
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Strategy for Future Research Activity |
高齢者介護施設での感染症対策の実態調査の実施に向けた準備を行うとともに、現在感染症対策に関するインタビューを、複数の医療、介護従事者に行っているため、その結果をまとめていく。
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