Project/Area Number |
20K10967
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | University of Kochi |
Principal Investigator |
畦地 博子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (80264985)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池添 志乃 高知県立大学, 看護学部, 教授 (20347652)
小原 弘子 高知県立大学, 看護学部, 講師 (20584337)
田井 雅子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (50381413)
李 賢珠 高知県立大学, 未登録, その他 (70794402)
中野 綾美 高知県立大学, 看護学部, 教授 (90172361)
川本 美香 高知県立大学, 看護学部, 講師 (10633703)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 障害文化 / 共創 / パターンランゲージ |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、障害者の多様性を認め、障害文化と健常文化を越えて共創する支援のあり方を探究することであり、多様性・文化の差異に配慮した優れた障害者支援(good practice)の実践知に内在しているパターンを明らかにし、説明力あるランゲージを提案することである。パターンランゲージのアプローチを用いることで、障害者の文化と健常者の文化の葛藤を調整し、障害者が個性を活かし活躍する場を創生する支援に潜むパターンを浮かび上がらせ、説明可能なランゲージとして命名する。また、障害のタイプや保健医療者のタイプによって、そのパターンランゲージの共通性・相違性を明らかにし、ランゲージの普遍性を探究する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、障害者の多様性を認め、障害文化と健常文化を越えて共創する支援のあり方を探究することであり、多様性・文化の差異に配慮した優れた障害者支援(good practice)の実践知に内在しているパターンを明らかにし、説明力あるランゲージを提案することである。本年度もCOVID-19の影響でインタビューが実施できず、文献を中心に「障害文化」の概念の検討を行った。「障害文化」に関しては、「障害文化」「健常者文化」と呼べるものが存在するのかという問いに始まり、存在すると仮定したときも、概念自体が不明確であることが指摘されている(松岡,2018;手賀,2014;臼井,2001;倉本,1997)。特に、「障害文化」を、障害別に定義すべきか、それとも障害の多様性を超えて存在する共通項として定義すべきかという問い(松岡,2018)は、本研究において重要な問いであると考えられた。文献検討を通して、本研究では、多様な障害を対象としているが、そこにある共通項に注目し定義するとする手賀ら(2014)の立場を取り入れ進めることとし、「障害のある者の集団において、その集団の中で暗黙に習慣化した規則のうち、他の集団と異なったものの集積(臼井、2001)」と定義し、社会的文脈の中で顕在化した健常者文化との差異に注目することとした。松岡(2018)が指摘するように「障害文化」は、当事者からの文化の発信によって顕在化し、健常者文化に影響を及ぼすものと考え、手賀(2014)が述べるように、「障害文化」を探求することの意義を、価値の転換、共生社会の構築、社会福祉への適用にあると捉えた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
昨年度倫理審査への申請を行い承認を得て、3施設より研究協力への承諾、2名の研究協力への同意をえたものの、COVID-19の影響によりインタビューの実施ができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
現在承認が得られている3施設で20名程度のインタビューが実施できる予定である。9月までにインタビューを手分けして実施する。さらに、施設を追加し、30名程度のインタビューを行う予定。インタビューを行いながら、分析をすすめる。
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