Project/Area Number |
20K10988
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
兒玉 慎平 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (80363612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 隆子 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (50507126)
稻留 直子 鹿児島国際大学, その他部局等, パート職員 (60709541)
米増 直美 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (80326115)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 地域包括ケア / 地域包括支援センター / マネジメント / 離島 / 文献検討 / マネジメント能力 / 評価 |
Outline of Research at the Start |
本研究は地域包括支援センターの多様な構成員が地域を総合的にマネジメントする能力である「地域包括ケアマネジメント能力」を明らかにすることを目的とする。鹿児島県の離島・へき地の小規模市町村をモデル地区としたインタビュー調査により能力の概念構造を明らかにしたうえで鹿児島県全域の調査により評価尺度を開発し、さらに全国を対象とした郵送調査を実施して「地域包括ケアマネジメント能力」の特徴を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度は、5月8日の新型コロナウイルスの位置づけの5類感染症への変更ののち、調査対象地域の感染への対応状況が落ち着いてから、遅れていた鹿児島県の島嶼部の小規模市町村の地域包括支援センターの3職種(保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャー)を対象としたインタビュー調査を継続して行い、地域包括ケアマネジメント能力の概念構造の検討したうえでアンケート調査の準備を行う予定であった。しかしながら研究者側の研究体制が整わず、調査の実施を延期せざるを得なかった。そのため、本年度は令和4年度に実施した調査のインタビューの分析を継続し、その分析内容の調査対象者への確認を行った。また鹿児島県与論町で行われた地域課題を考えるシンポジウムへ参加し演者や専門家との意見交換を通して、離島の地域包括ケアにおけるマネジメント能力についての知見を深めた。 昨年度実施した地域包括支援センターの3職種(保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャー)へのインタビューの分析を継続した結果、離島におけるマネジメントにおいては、離島地域の看護活動と同様に、フォーマルネットワークに比較してインフォーマルネットワークを活用した活動を重視する傾向があり、また専門分野以外の知識や能力を必要とされるといった、役割の拡散が生じている可能性が示されていた。匿名性の欠如とその結果としての関係性の近さによるケースへの巻き込まれが生じる可能性も示唆された。 また与論町のシンポジウムへの参加により、離島地域では保健医療福祉職以外の行政職においても、対象との関わりについて地域包括支援センターの3職種のマネジメントの経験と共通する学びを得ていることが分かり、より広い職種に横断的なマネジメント能力の存在が示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
5月8日の新型コロナウイルスの位置づけの5類感染症への変更ののち、調査対象地域の感染への対応状況が落ち着いてから、遅れていたインタビュー調査を行う予定であったが、研究者の研究体制が整わなかったため、遅延が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
年度の前半に、遅延していたインタビュー調査を実施し、並行して地域包括支援センターを対象としたアンケート調査のための対象施設の選定、調査票の作成などの調査の準備を行う。年度の後半にアンケート調査の実施・分析を行う。
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