在宅要介護高齢者を浣腸や摘便により安全に排便に導くための看護教育プログラムの構築
Project/Area Number |
20K11143
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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Research Institution | University of Human Environments |
Principal Investigator |
栗田 愛 人間環境大学, 看護学部, 講師 (50759149)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桑本 暢子 (大久保暢子) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (20327977)
伊藤 千晴 人間環境大学, 看護学部, 教授 (20434574)
篠崎 惠美子 人間環境大学, 看護学部, 教授 (50434577)
武田 利明 岩手県立大学, 公私立大学の部局等, 名誉教授 (40305248)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | グリセリン浣腸 / 摘便 / 在宅要介護高齢者 / 教育プログラム / 排便 / 看護実践 / 便秘 / アセスメント / フィジカルアセスメント / 看護実践モデル / 排便促進技術 |
Outline of Research at the Start |
これまでにグリセリン浣腸や摘便の需要が高い在宅要介護高齢者に、GEによる有害事象を起こさず排泄に至れるよう看護師がアセスメントし、浣腸や摘便を安全に実践するための見本となる看護実践モデルを作成した。本研究では、作成したモデルを実施、評価、修正し、それをもとに訪問看護師が排便のアセスメントと排便促進技術を学ぶ教育プログラムを構築することを目的とする。 第一研究では、在宅要介護高齢者に訪問看護師がモデルを使用した結果から、モデルの評価と修正を行う。第二研究では、第一研究で評価、修正したモデルをもとに教育プログラムを作成する。第三研究では、作成した教育プログラムを訪問看護師対象に実施し、評価する。
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Outline of Annual Research Achievements |
グリセリン浣腸は、カテーテルによる直腸穿孔や粘膜損傷、損傷部位から浣腸液が血液内に移行して起こる溶血、腎機能障害が有害事象として報告され、摘便との併用が危険性を高めると指摘されている。在宅では自力排便が難しい高齢者にグリセリン浣腸と摘便が併用されているため、前研究において、在宅要介護高齢のグリセリン浣腸と摘便の必要性を判断し、排便促進技術を安全に実施するための看護実践モデルを作成してきた。本研究では、この看護実践モデルを在宅看護学領域の現場で使用して評価し、訪問看護師を対象とした教育プログラムを構築することである。 前年度から引き続き、グリセリン浣腸や摘便に関する医療事故の情報の収集と分析を行うとともに、学術集会では研究協力者とともに交流セッションを主催し、知識の普及と実践家との意見交換をした。この内容を踏まえ、COVID-19の影響で計画に遅れが生じていた第1研究:作成した看護実践モデルの評価の研究方法の検討を行った。より臨床に即し、看護実践モデルの効果が検討できるよう、データ収集期間を延ばし、長期的な看護実践モデルの効果について評価が行える研究方法に一部計画を変更し、データ収集を開始した。第1研究のデータ収集は、2023年度も引き続き実施していく予定である。また、得られた研究データを元に研究研究協力者とともに作成した排便を促進する技術「摘便」の動画を作成し、交流セッションにおいて実践家と意見交換をした内容を踏まえ修正を加えた上で、無料一般公開を開始した(『摘便の技術Ⅰ』https://www.youtube.com/watch?v=EczH9vcm8cw)。この動画は、今後作成する教育プログラムの一部に組み込む予定である。訪問看護師に対する教育プログラムについては、意見交換を踏まえ内容を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の影響により、2020年度、2021年度の遂行の遅れが、2022年度にも影響したため。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度から引き続き、第1研究である看護実践モデルの評価を研究期間4年目である2023年度にも継続し、教育プログラムの検討と構築と並行して実施する予定である。 研究成果の普及活動については、計画通り毎年継続して行っていく予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(5 results)