Project/Area Number |
20K11216
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59010:Rehabilitation science-related
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Research Institution | Hokkaido Chitose College of Rehabilitation |
Principal Investigator |
小林 巧 北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 教授 (70608546)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 人工膝関節全置換術 / 歩行 / 筋活動動態 |
Outline of Research at the Start |
人工膝関節全置換術(TKA)患者では術後早期から異常な歩行パターンを呈する者が多いが、歩行パターン改善のための有効なリハビリテーション(リハビリ)プログラムは存在しない。本研究は、TKA患者の歩行時の筋活動動態の解析結果から、異常な歩行パターンの発生機序を明らかにし、その結果に基づくリハビリプログラムを考案することで、TKA患者の歩行パターン改善に伴った生活の質の向上に寄与することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では人工膝関節全置換術(TKA)患者の歩行時の筋活動動態の解析により異常な歩行パターンの発生機序を明らかにすることで、結果に基づいたリハビリテーションプログラムを考案することを目的として研究を実施している。 基金を受ける3年間で効率的にデータ収集及び解析を実施できるよう計画を立てていたが、新型コロナウイルスの影響により、データを収集する予定だった施設での対象者の提供・協力が難しい状況となり、この研究期間の3年間丸々、全くデータを収集することができなかった。 令和5年の5月より新型コロナウイルス感染症が2類から5類に変更され、施設内における新型コロナウイルスの対する対応も変化が見られたものの、いまだ慎重な状況は続いている。 令和5年度の対象者は4名であり、予定している30名には程遠く、また、対象者のデータは手術後1か月、6か月、12か月と経時的に観察する予定であり、さらなる研究期間が必要となるため、研究期間の延長を申請した。 現段階での対象数は少ないものの、予定していたTKA患者の歩行時の筋活動動態ならびに運動学的データは研究計画の予定通り収集されている。対象数が少ないため、まだデータ解析は実施していない。 以上より、現時点においては、対象者を増やすことが大きな課題となっている。しかし、この点に関しては、協力施設の協力なしで成立するものではないため、協力施設と日頃から連絡を取り合い、対象数の増加に繋げていきたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初予定では3年間の研究期間のうち、2年間でデータ収集を終え、1年間で解析、報告を実施する計画を立てていたが、初年度より新型コロナ感染が蔓延し、3年間全くデータを取ることができなかった。 令和5年5月より新型コロナウイルスが2類から5類に移行したことで、研究協力施設における新型コロナウイルスに対する対応も変化したが、被験者提供にいまだ慎重な部分も多く、現在において十分な症例が確保できていない。 研究協力施設と連携を図りながら、対象者確保に繋げていくことを目標に、研究期間の延長を申請した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究期間の再々延長も念頭に入れ、データ収集を継続していく。ただし、再々延長しても実質2年で、3年の予定で立てた症例数を実施するのは困難な可能性があるため症例数の減少も視野に入れ実行していく。
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