Project/Area Number |
20K11312
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | Bunkyo University |
Principal Investigator |
藤見 峰彦 文教大学, 健康栄養学部, 教授 (80322452)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
目加田 優子 文教大学, 健康栄養学部, 准教授 (60617281)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 運動科学 / 糖代謝 / 安定同位体 / グルコース / インスリン / miRNA / グリコーゲンローディング |
Outline of Research at the Start |
本研究では、ピロリ菌検査や肝機能評価に用いられ臨床利用されている赤外分光分析装置と13C標識安定同位体グルコースを用いた呼気試験を応用する。これによりアスリートが希求する筋グリコーゲン貯蔵能の客観指標が得られるという仮説を検証するとともに、実用へむけた端緒となるデータを得ることを目的とする。 運動習慣の有無、競技(競技者の典型的体組成)の違い、グリコーゲンローディングの有無などの条件を変えて呼気試験を行う事により仮説の検証を目指す。グリコーゲンローディングにおいては同時に血液採取を行い、miRNAの変動と合わせて検証を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、(1)マラソンランナーの検体数を増やす事(2)マラソンランナーにおいてグリコーゲンローディングの影響を調べること(3)他競技のアスリートの検体を追加する事 の3点を中心に研究を行った。 (1)(2)については同一被験者において実施し、(1)としてさらに検体数で3件増やすことができた。(2)ではその3件を含め、まずランナー群と対照群で食事調査の結果について比較を行った。その結果炭水化物摂取量の値がランナー群が対照群より有意に高かったことがわかった。さらに対照群では炭水化物摂取と呼気試験の結果に傾向が見られなかったのに対し、ランナー群では体重あたりの炭水化物摂取量と呼気中の13C排出量の間に傾向がみられた。そこで、ランナー群における短期間(6日間)の炭水化物摂取量の増加が呼気試験の数値に影響を与えるかどうかをしらべた。その結果、排出曲線の形状・ピーク値・曲線下面積には変化がなかったがわずかに波形がシフトした。現在検定有意な検体数に至っていないため結論はできないが、短期の炭水化物摂取量の増加だけでは呼気試験の数値に影響はないものと考えている。 (3)としてパワーリフティングの選手をリクルートして呼気試験を行った。リクルートできた被験者は女性が多く、男性が少なかったことや検定有意な数に至っていないこと、実施方法を誤った被験者が複数でたことなどから昨年までのランナーによる結果との比較には至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
完全にコロナ禍の影響が払しょくできない社会情勢の中、地道ではあるが被験者を増やすことができた。また当初予定のグリコーゲンローディング評価への道筋をつける上で重要なトライアルができたことは有意義であった。特に食事調査の結果と関連付けて解析を進められた点は評価できると考える。予定していた他競技比較についても着手してデータを得ることができた。体格、体組成に大きな違いがある被験者のデータが得られたことは今後に向けて意義があると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き検体数を増やし検定精度をあげるべく、ランナー群での被験者確保を進めるとともに、比較可能な対照群についても検体数を増やしていく。グリコーゲンローディングに関しては短期間(6日間)の炭水化物摂取量増加の影響について検定可能な数まで検体数を増やすことを計画する。その上で運動制限も含めた本格的なグリコーゲンローディングと呼気試験の関係についての調査を進める。また、実際のグリコーゲン量との相関をどのようにとっていくかについても検討を開始する。 なお、令和4年度までの結果をもとに成果発表(論文投稿・学会発表)の準備を行っている。
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