Project/Area Number |
20K11795
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 60060:Information network-related
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Research Institution | Hiroshima City University |
Principal Investigator |
石田 賢治 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (70221025)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小畑 博靖 広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (30364110)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 情報逗留技術 / 異種混合ネットワーク |
Outline of Research at the Start |
本申請では、情報を適切な領域に適切な時刻から適切な期間逗留させる、受信側の視点から重要な逗留時間の概念を導入して、従来の領域の観点に時間の観点を新たに加え、より多次元的な新たな情報逗留技術の開発を目指す。 また、異種端末や異種ネットワークから構成される異種混合ネットワークが出現しつつある。そこで、現実に即した異種混合ネットワークに基づく新たなモデルおよび情報逗留技術の開発を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、情報を適切な領域に適切な時刻から適切な期間逗留させる、受信側の視点から重要な逗留時間の概念を導入して、従来の領域の観点に時間の観点を新たに加え、より多次元的な新たな情報逗留技術の開発を目指す。また、異種端末や異種ネットワークから構成される異種混合ネットワークが出現しつつある。そこで、現実に即した異種混合ネットワークに基づく新たなモデルおよび情報逗留技術の開発を目指す。通信インフラが正常に機能しない場合の通信手段としてエピデミック通信が提案され、さらにトラヒック量削減のために端末からの送信可能領域(Transmission Area: TA)を限定する情報フローティングが提案されている。情報フローティングでは TA 内で情報が拡散され続けるため、送信経路や滞留時間、受信タイミングによっては情報を保持できる時間が極端に短くなるなど端末によって差が生じる。さらに、災害時の避難時などで重要となる情報の時間的な価値の変動については、十分には検討されていなかった。 そこで、災害時の避難時などで重要となる情報の時間的な価値の変動を考慮して、情報鮮度を新たに定義した。そして、拡散率に加え、この情報鮮度を考慮した情報フローティングに基づく配信制御方式を提案した。提案方式において、有効時間を経過した情報は各端末で削除される。また、提案方式は従来方式と比較して、情報拡散率や情報鮮度を考慮可能である。 令和4年度においては、情報フローティングに基づく情報配信制御の低密度端末分布における配信性能の改善方法や情報鮮度と収集率を考慮したフェリーノードによる情報収集方式について考察した。また、提案技術の周辺領域への応用として、送信電力を考慮した伝送速度変動モデルや無線マルチホップ環境における同期範囲を考慮したメディアアクセス制御について考察した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナ禍の影響で、学会出張等が制限されるなど、他の研究者との議論の場が十分確保できないという状況ではあったが、一定の検討は行うことができた。また、得られた成果の一部は、電子情報通信学会の研究会および国際会議などで報告した。
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Strategy for Future Research Activity |
(1)異種混合ネットワークを考慮した考察:異種混合ネットワークにおいて、各端末間の協調や協働を考える場合、各端末が拠出可能なリソースに制約が付く可能性がある。そこで、どのデータを優先して送信するかを考慮する必要があると予想している。従来の情報フローティングの多くの研究は、同種の移動端末と同種ネットワークを仮定している。今回、異種混合ネットワークを対象にするにあたり、過度にシステムモデルが複雑にならないように留意する必要がある。 (2)新たな多次元情報逗留技術の開発と改良:従来の情報フローティングでは、送信端末のみが制御対象であった。一方、今回は、送信端末の制御に加えて、受信端末で受け取ったデータの鮮度や確度にも注目し、古すぎて意味の無いデータを途中で廃棄する制御等も取り入れる形で、新たな多次元情報逗留技術の開発を進めていく。 (3)得られた成果の公開:得られた成果を電子情報通信学会などの研究会や論文誌、および、IEEEの国際会議などへの投稿を検討する。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)