Project/Area Number |
20K12712
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 90140:Medical technology assessment-related
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
尾藤 祐子 神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (60719003)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大片 祐一 神戸大学, 医学研究科, 特命准教授 (40597217)
冨岡 雄一郎 神戸大学, 医学研究科, 助教 (70836428)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | OCT気管用プローブ / 小児気道狭窄性疾患 / 気道狭窄性疾患 / 小児 / OCT(光干渉断層撮影) / 機器開発 |
Outline of Research at the Start |
声門下腔狭窄症や気管狭窄症などの小児の気道狭窄疾患は脳の障害や死に至る重い病気であり、喉頭気管形成手術を行う。しかし診断や治療効果の判定の方法がまだ確立されていない。私たちは近赤外線を光源とした低侵襲、高速、高分解能であるOptical Coherence Tomography(光干渉断層撮影:以下OCT)を使って小児の気道の病気の診断治療を行いたいと考え、気道用OCTプローベを開発し、動物モデルを用いてその有用性を調べ、新しい診断治療評価技術を作るための研究を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
当初の計画書では「2020年~2022年度に既存の論文や冠動脈・眼科用に販売されているOCTを参考にして、気道用のOCTプローベを作成する。設計・製造はシステムズエンジニアリング社と共に行う。」とあったが、システムズエンジニアリング社が本研究を中止したため、2020年7月21日に産業技術総合研究所センシングシステム研究センター、広域モニタリング研究チームとOCTプローブの開発を目的として共同研究契約を締結した。試作のOCTプローブによる撮影を試みたが、想定している性能には及ばず、また産業技術総合研究所側との面談において、これ以上の人員・予算を割けないとの通達があったため、共同研究は中断している。現在、小児気道狭窄性疾患の撮影を既存の冠動脈用OCTデバイスを用いることを目的としている。冠動脈用のOCTプローブは気道への使用に適応はないため、まずは安全性や性能の評価のために、現在非臨床実験を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初の計画ではOCT気管用プローブの開発を目指していたが、現在は既存のOCTデバイスである、テルモ社OFDDI血管内画像診断装置「ルナウェーブ」と撮影用カテーテル「ファーストビュー」を用いて気道狭窄性疾患の撮影を行う方針へと変更した。現在はホワイトラビットの気道狭窄モデルを作成し、上記デバイスを使用した非臨床試験にて安全性や性能評価試験を行っている。現在までにホライトラビットの気道狭窄病変や粘膜浮腫の撮影ができており、また安全性においてもこれまでに問題は認められていない。
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Strategy for Future Research Activity |
既存のデバイスであるテルモ社OFDI血管内画像診断装置「ルナウェーブ」と撮影用カテーテル「ファーストビュー」を用いて気道狭窄性疾患の撮影することを目標としている。臨床試験において安全性や性能が充分であれば、適応拡大や既存技術をベースとして新たなデバイス開発へと発展させることができると考えている。しかしこれらのデバイスは現在本邦において気道への使用は適応外であるため、臨床で使用するためには特定臨床研究などの条件下で行う必要がある。まずはその準備段階として、ニュージーランドホワイトラビットに上記デバイスを使用した非臨床試験を実施中である。性能試験・安全性について問題がないことが確認し、今年度中に特定臨床研究としてCRBに申請し、臨床試験を開始する予定としている。
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