Project/Area Number |
20K12727
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 90140:Medical technology assessment-related
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Research Institution | National Institute of Infectious Diseases |
Principal Investigator |
百瀬 暖佳 国立感染症研究所, 次世代生物学的製剤研究センター, 主任研究官 (70415488)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | in vitro評価系 / ワクチン |
Outline of Research at the Start |
人に接種されるワクチンの安全性は動物実験によって評価されているが、感度や精度の面で改良が必要であり、我々はマーカー遺伝子の発現解析を指標とする新たな評価系を提案してきた。現在は動物試験自体の削減を目指し、遺伝子発現解析のin vitro系への外挿を試みている。本研究課題では、マルチプレックスPCR法によるマーカー遺伝子の一括発現解析系を確立し、インフルエンザワクチンの安全性評価に資するin vitroアッセイ系の構築を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
ワクチンは一般的に健康な人に予防的に接種されるため、我が国においては有効性のみならず安全性が特に重要視される。人に接種されるワクチンの安全性は従来、動物実験等により評価されてきた。投与後の動物に体重減少等を認めたワクチンは経験的に副作用が多いとされており、動物実験では主に動物の生体反応を安全性の指標としていた。一方、近年では厳重な管理の下で高品質なワクチンが製造できるようになり、動物実験は削減や改良が求められている。我々は、体重減少等の生体反応に先立って動物の組織内で遺伝子発現が変動することを想定して検討を行い、インフルエンザワクチンの安全性を評価するためのマーカーとなる遺伝子群を同定している。本研究課題ではこれらマーカー遺伝子を用いたin vitro評価系の構築を目標としている。 2022年度はin vitro評価系に用いる細胞株の再選定と、遺伝子発現解析法の簡便化を検討した。細胞株の再選定あたってはワクチン添加に応答して培養上清中へ放出されるケモカインも評価し、取扱いが容易でワクチンへの応答性がより安定している細胞株への変更を行った。マーカー遺伝子との発現量比の観点から、新しい細胞株を用いたアッセイでは内標準遺伝子をHPRT1からGAPDHへ変更した。遺伝子発現解析では細胞からのRNA精製ステップが煩雑で誤差を生じやすいため、細胞ライセートから直接マーカー遺伝子の発現を解析するためのバリデーションを行った。細胞ライセートから2ステップRT-PCR法による解析を行った場合、total RNAをテンプレートとした場合と比較して同等の結果を得ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
その他の業務が多忙であったため。また、これまでin vitro評価系の評価に使用してきた細胞株の変更を行ったため。
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Strategy for Future Research Activity |
細胞ライセートからの遺伝子発現定量法において1ステップRT-PCR法の導入を検討し、安定したデータを短時間で簡便に取得できるような評価系の構築を試みる。初代培養細胞と比較すると、細胞株では応答性が下がる場合もあることから、評価系の感度向上に向けた取り組みも行う。
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