Typological and historical study of glottalized consonants of the Ryukyuan languages
Project/Area Number |
20K13001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 02060:Linguistics-related
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
青井 隼人 東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 助教 (00807240)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 琉球諸語 / 声門化子音 / 音変化 / 音韻類型論 / 北琉球沖縄語伊江方言 / 音声学的記述 / 音韻論的解釈 / 言語類型論 / 歴史言語学 / 音声学・音韻論 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、通言語的に頻度が低く、その一般特性がまだ充分に明らかにされていない声門化子音を取り上げ、その記述的・類型的・歴史的諸問題を考察する。声門化子音とは、口腔内の閉鎖(もしくは狭め)に加えて、声門での閉鎖(もしくは狭め)を伴う子音の総称である。 5つある琉球諸語のうち北琉球語群(奄美語・沖縄語)に属する言語の多くが声門化子音を有することは、琉球語学では古くからよく知られている。しかしながら言語類型論の分野ではその存在はまだ広く知られてはいない。そこで本研究では北琉球語群の言語を研究対象とし、現地調査と文献調査を組み合わせて組織的に資料を収集する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、通言語的に頻度が低く、その一般特性がまだ充分に明らかにされていない声門化子音(glottalized consonants)を取り上げ、その記述的・類型的・歴史的諸問題を考察する。声門化子音とは、口腔内の閉鎖(もしくは狭め)に加えて、声門での閉鎖(もしくは狭め)を伴う子音の総称である。 5つある琉球諸語のうち北琉球語群(奄美語・沖縄語)に属する言語の多くが声門化子音を有することは、琉球語学では古くからよく知られている。しかしながら言語類型論の分野ではその存在はまだ広く知られてはいない。そこで本研究では北琉球語群の言語を研究対象とし、現地調査と文献調査を組み合わせて組織的に資料を収集する。 本研究の具体的な目的は以下の3つである:(1) 現地調査に基づく声門化子音の言語音声学的記述と音韻論的解釈、(2) 文献調査に基づく声門化子音の北琉球語群内変異の類型化とその説明、(3) 北琉球語群における声門化子音の発展と衰退の妥当なシナリオの再建。 前年度に引き続き、当該年度も(2)に重点を置いて研究を進めた。やはり、コロナ禍の影響下にあり、(1)に着手することが現時点までに充分にできていないため、資料の限界もあった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍により、フィールド調査ができていない。当初の計画では年に数回の現地調査を計画していたが、今年度もその計画を断念し、文献調査を中心に研究を進めた。声門化子音発達のメカニズムとシナリオについての検討をおこなったが、論文化には至らなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍で現地調査が難しい状況にあり、過去3年間は計画通りに研究を進めることができていない。今年度は前半に現地調査をおこないたい。そこでの調査結果は、年度内に発表もしくは論文の形で公表する。また、2年目・3年目の文献調査の結果も充分に成果公表ができていないので、これらの成果についても、今年度中に公表したい。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)